洗剤を変えるよりスポンジを変える。食器洗いが捗る「泡だつスポンジ ネット」
たかだか100円台中盤の食器洗いスポンジなのにこんなにも違うものか。と、しみじみ感じる「アイセン 泡立つスポンジ ネット(KS303)」の長期使用レビューです。
ウチではかつては100円で3個とか、ヒドいと5個100円の激安スポンジを使っていましたが、とにかくコイツは洗い物が楽になるので、なんだかんだで2年以上、こればっかり指名買いしています。
広告っぽい雰囲気かもしれませんが、PR記事じゃなく、純粋に僕が気に入ってるから書いている記事になります。
※2018/5/16 文章ブラッシュアップ。リンク切れ修正
パッケージと中身の写真
まずは写真から。実はこの時はじめてパッケージに書いてある事を読みました。
中のウレタンに穴が開いているから良く泡立つし、乾きが良いのか…。
全体像はこんな感じです。形はあくまでも実用的。色だけはなんとか「かわいい」色かもですが、使っている内に外のネットに色が付いてくるのでそういうのは求めない方がいいです。緑以外の色もあります。
上端に飛び出た余分なネットが、コップ洗いや細長いモノ洗いに重宝します。
ループ付きなのでフックに引っ掛けて収納できます。厚みはほどほどですが、この絶妙な厚みと柔らかさが、大物だけでなく小物洗いでも不便を感じないポイントと思います。
拡大したところ。確かに穴が空いています。
あとは、長い事使ってもクタクタになりにくい。というのもポイント。安スポンジを何度も変えるのと比べるとコスト的にはあまり変わらないか、こっちの方がちょっと高い位で収まる気がしています。
交換の手間も減りますし、なにより洗いやすくなるので、コストが気になる人も一度は試してみるといいんじゃないでしょうか。
また、効果のほどは分かりませんが、パッケージ表(見出し画像)には「抗菌キッチンクリーナー」と書かれているので、除菌が気になる人にもいいかもしれません。
ちょっと逸れますが、スポンジの除菌については次のサイトが読み物として面白いです。
- スポンジの除菌試験やっちゃったよ報告part1: サイキンのオハナシ
- スポンジの除菌試験やっちゃったよ報告part2: サイキンのオハナシ
- スポンジの除菌試験やっちゃったよ報告part3 引かないで編: サイキンのオハナシ
- スポンジの除菌試験やっちゃったよ報告part4 最終回!!: サイキンのオハナシ
何がそんなにいいのか考えてみる
僕だけでなく、日常的に使っている知り合いの意見も聞きつつ、このスポンジの何がそんなに気に入っているのか、を改めてまとめてみましょう。
- 数回揉むだけで普通のスポンジより良く泡立つ
- スポンジに付いた油汚れが明らかに落ちやすい
→ 割とベッタリ汚れていても、洗剤を足して数回揉めば、もう使っちゃおうかなぁ。という気になれる - ネットの硬さと質感が絶妙。食器の傷付きを気にせず汚れをゴリゴリこすれる
→ 研磨するものに比べれば効果は低いけど、この硬さは絶妙 - 同じ洗剤でも油モノの汚れ落ちが良い
→ よく泡だつ&ネットの複合効果? - 長さと柔らかさが絶妙でコップ洗いが楽
という感じ。
明らかに洗い物の手数が減るので、時間が無い人や油モノが多い人には本当にオススメと思います。
悪い点としては、包丁を洗う時に引っかけるのかネットが破れやすい気がします。刃物を洗う時に気をつけるようにしてからは破れにくくはなりましたが…。それでも、ネットが引っかかりやすい材質なので引っ掛けて破れやすい。というのは確かにあると思います。
ただ、破れてもそこから大きくは広がらず、その後もしばらくは使えるので、あまり気にならなくなりました。
洗剤を変えるのもいいけど、実はスポンジを変えても洗浄力はかなり変わる
油汚れの落ちが悪いと強力な洗剤が欲しくなりますが、意外なところでまずスポンジを買い換えてみると楽に落ちるようになる。というのは、多くの人にとって意外な盲点かもしれません。
スポンジ自体は探せばもっと良い物もあると思いますが、100円台中盤でこれだけ効果がある。というのは、試す価値はあると思います。
「純せっけん」での洗浄力アップが特筆
敏感肌やアレルギーの方が好んで使う、「純せっけん」は、肌には優しいけど洗浄力が弱く、特にフライパンの大量の油汚れなんかはなかなか落としきれないので、ついつい洗剤を大量投入してしまいます。
が、このスポンジは泡立ちが良く、なんか洗剤の洗浄力が上がってる気がするので、特にこの手の弱い洗剤を使う人には助かると思います。
ちなみに「純石けん」というのは、具体的には、この手の石けんです。
余談ですが、気がついてないだけで実は微妙に洗剤アレルギー。という人もいるようなので、調子が優れない人は試しに洗剤を変えるとか、食器洗いにかぎらず洗剤ものは良くすすぐとか、こっち方面を疑う価値はあるかもしれません。
ちなみにウチでは合成洗剤と純石けんを使い分けていますが、そのどちらでもこのスポンジの洗浄力アップ効果を感じます。
「純石けん」の油落ちは本当に悪く、このスポンジを使う前は洗いものがかなり大変だったのですが、スクレイパーでザッと油を落としてからこのスポンジを使うようになってからは、洗い物のストレスがかなり減りました。
ということで、体とか肌にやさしい石けん・洗剤を使っている人にはとりわけオススメできると思います。
買うならホムセンかドラッグストアかな
ネットでも買えますが、近所のホームセンター・ドラッグストアで買った方が送料の分安いかも。
参考までに、ウチの近所だと大体140~170円くらいです。
スポンジ汚れの落ちが良く、揉む回数が少ないからか割とヘタリにくく、持ちは良い方と思います。ただ、4個100円の激安スポンジ4つ分持つか。と言われるとちょっと微妙かもしれません。とはいえ、スポンジ交換の手間も減るし、洗い物もグッと楽になるので、多分時間代で十分に元が引ける。と思ってウチでは使っています。
なんというか僕の文章力が足らなくて全然伝わってない気もしますが、スポンジに限らず、正直、これだけ感性に訴えかける出来の製品も珍しいと思っていて、とにかく、食器洗い中の小さなイライラが本当に減る良いスポンジと思います。
これは多分、設計している人自身が食器をよく洗っているんじゃないか、と思えるほどの絶妙なサイズ、弾力、ネットの硬さ、泡立ちの良さなんですよねぇ…。
あとは、このヘタリにくさでこの値段なので、僕みたいなケチでもまぁ、この値段なら試してみようかな。と思えるってのもけっこう大きいと思います。
余談
気が付けば、たかがスポンジにこんな長文を書いてしまいました。
でもまぁ、そのくらいに気に入ってるし、あとは、買うたびに製品名を忘れてしまうので、自分用のメモ。という事で残しておきます。
ちなみにこの記事を書くにあたっては世間の評判を検索したりせず、自分たちの感想をありのまま書いています。あくまでも個人の感想。という事で、人によって感じ方は変わるかも。という点だけはご理解ください。
感じ方は、今、どんなスポンジを使っているかにもよるでしょうからね。
公式情報
公式情報へのリンクも貼っておきます。