ブログ改修・運営とソーシャルメディア連携まとめ
ちびちび進めているブログ改修内容と運営に関するまとめページです。しこしこと書き貯めています。
うちは WordPress を使っているので、技術的な内容は WordPress 絡みが中心です。また、ソーシャルメディア連携に関する情報へのポインタも示しておきます。
概要のみ列挙し、細かい事は書かない前提で。
※ サイト改修に合わせてこの記事も気が向いたら更新します。
※2012/7/11 AdSense 禁止コンテンツについて追記、mixi 連携を削除
※2012/4/26 「Google+ 共有」、ヘッダカスタマイズ、Facebook デバッガ(URL Linter)、コアモジュール改修ポリシーなど追記。文章大幅修正。タグ変更。URL最新化。
ソーシャルメディア連携
Facebook ソーシャルプラグイン
→ Facebook ボタン設置時は OGP 対応もセット(次項参照)。
Open Graph Protocol (OGP) 対応
Facebook, mixi, Gree 等で使われているWEBページのメタデータ形式。
- WordPress 用プラグイン「WP-OGP」は og:description が文字化けするのでお蔵入り。
- WordPress 用プラグイン「Open Graph Pro」 なら og:description も文字化けしない。というわけで、2011年夏くらいから OGP 対応はこれ一択。
- 「Facebook Developers デバッガ」(旧URL Linter)
OGP が Facebook から正しく認識されるか、の確認ツール。
誤った OGP が Facebook にキャッシュされた場合のキャッシュクリア(リフレッシュ)も可。 - その他参考資料
・Open Graph Protocol について – Facebook 開発者向けドキュメントの日本語訳とTips
・IT戦記 - フェイスブック、ミクシィ、グリーで使われている OGP (Open Graph Protocol) とは何か
はてなブックマーク
Google +1 (Plus One)
ブログ収益化
Google AdSense
支払いスパンは、月末締め翌月下旬~末払い。まれに、翌々々月頭にずれ込む事も。
広告ユニット配置は調整に調整を重ねて今の形に落ち着いています。「Master Post Advert」重要。
広告サイズと収益には相関がある(200px < 250px << 300px << 336px)。
AdSense は1ページあたり9つまで(内訳は以下)。→ソース
- 動画ユニット 1つ
- 検索向けAdSense 2つ
- コンテンツ向けAdSense(標準広告ユニット) 3つ
- コンテンツ向けAdSense(リンクユニット) 3つ
収益は、336x280px、ビッグバナー、スカイスクレイパーが高いが、これらは設置面積が大きくサイトデザインに制約を与えるため、サイトのデザイン段階でこれらのバナーの設置を織り込むのがよい。
広告ユニットのスタイルは非常に重要。カラーやフォントサイズを本文と同じにすると読まれやすく、収益向上につながる。
誤クリックを誘発するような広告ユニット配置はモラル違反であり、決して行なってはいけない。
これは、AdSense 規約違反である上に、ユーザーが遷移先広告ページで誤クリックに気が付き、戻る。という動作自体が、AdSense 視点でのサイト価値を下げ、ユーザのサイト全体に対する心証をも悪くする。
AdSense の禁止コンテンツについては、以下 URL 参照。
他のサイトもかなりの試行錯誤をしているはずなので、参考とする事。
Amazon
支払いスパンは、月末締め翌々月下旬~末日払い。稀に、翌々々月の頭にずれ込む事も。
紹介記事はクリック数も多くコンバージョン率も高い。特に、記者お気に入り商品の気合の入った紹介記事は高コンバージョン率。
サイドバーにある管理人オススメ商品はコンバージョン率低い。同じように気に入ったものばかり並べてるのに…。
楽天アフィリエイト
紹介料率はほぼ1%と低いが設置面積の割りに高額商品が売れる事がある。
支払いスパンは月末日締め、翌々月10日払い。
支払い内容に難があり、 3000 円以内は楽天スーパーポイントで支払われるため、規模の小さいサイトでは現金収入にはならない。また、3000円を超える部分は楽天キャッシュで支払われるが、現金化には手数料も取られるため、話にならない。
なお、楽天キャッシュの受け取りには楽天銀行の口座開設が必要。
しつこく楽天クレカを作らせようとさせられるが、楽天クレカを作らなくても楽天銀行口座は開設可能。ただし、その場合、キャッシュカードは無し。となる。
モバイルでの収益管理
は、別記事にて。Adsense , Analytics はAndroidアプリ有り。
トラフィック誘導とSEO
検索エンジン経由のトラフィックはバカにできない
時代遅れとも思われがちな検索エンジン経由のトラフィックですが、検索需要に対応したキーワード入り記事を座布団のように少しづつ積み上げていく事で、今でも安定したトラフィック源になります。
もちろん、検索者が何を求めているのか、を把握して、それに対応した記事を用意する必要がありますが。
ググれカスの向こう側に
言葉は悪いですが「ググれカス」と言われた人の画面の向こうにいる「人」として記事を書くようにしています。
また、「困っている人や持たざる人の気付きや工夫の手助けになる事」という運営の基本理念がありますので、ノウハウものに関してはそれに沿った記事になるように心がけています。
一方で、そういう理念がムンムン漂いまくる感じだとそれはそれで気持ちが悪がられそうですし、自分自身大した人間でもないので、さじ加減を考えつつ気分で変な記事も書きながら、という感じです。
ソーシャルメディア経由トラフィックの特性
ソーシャルメディアからの流入は「サージ」の形で観測され、継続性は非常に低いです。
流入時間はFacebook 経由で数日、Twitter だと数時間という感じ。
ただし、新規顧客の獲得には有効なようで、サージ発生前の水準まで戻り切るという感じではないです。
Headタグのカスタマイズ
SEO の基本中の基本。
当初は Add Meta Tags とか色々試したけど、OGP タグへの悪影響など色々あって 2011 年夏から All in One SEO Pack に落ち着いてる。
- WordPress 用プラグイン「All in One SEO Pack」
Post Title Format 等を「%post_title% | %blog_title%」に設定。TITLEタグ内で記事名が先、ブログ名は後に。 - WordPress 用プラグイン「Aioseo Multibyte Descriptions」
ヘッダ内の description タグの文字化けだか何だかの対策。詳細忘れた。
URL形式は最初に決めておく
Google Analytics で解析しやすくするため、2011年2月あたりにURLの最後に「/(スラッシュ)」を付けました。
具体的には、Wordpress の「パーマリンク設定」を「/archives/%post_id%/」 に変更しました。
その関係で、それ以前の「はてブ数」はカウントされていません。URLに記事番号を使うのか、任意の文字にするのか、等は、事前に決めておくのがよいと思います。
サイトの技術ポリシー
コアモジュールハック、プラグイン修正は極力行わない
以下のポリシーで運営しています。
- WordPress コアモジュール修正は禁止
→ バージョンアップなどの妨げになる - プラグインのPHP修正は極力行わない
→ QF-GetThumb の切り取り比率変更、Where did they go from here の Ajax error 表示対応など一部例外あり - やりたいことはプラグイン追加・設定やテンプレート改修で実現
- サイトパフォーマンスよりコアモジュール・プラグイン修正をしない事を重視
- この範囲において実用的パフォーマンスが見込めない場合は機能を諦める
対応ブラウザは「CSS3 対応ブラウザ+IE8.0」
サイト改修コストもあまりかけられないし、実験的な意味合いのあるサイトなので、ちょっと先を見据えて Internet Explorer は 8.0以上のみ対応。
2011年夏時点でもIE7.0以前からのアクセスは微々たる物だったので、うちなら問題ないとの判断。
本当は、IE8.0 も切りたかったんだけど、さすがにWindows XPを切るわけにはいかず仕方なく対応。
(※参考「Wikipedia - Internet Explorer - バージョン別のOS対応」)
要 CSS3 メディアクエリなので IE8.0 は厳密に期待した表示ではないけど、近い表示にはなるようにしています。最近はプログレッシブエンハンスメントなんて考え方もあるようなので、アリなんでしょう。
Firefox, Chrome, Safari, Android ブラウザ等は最新版でのみ動作確認。
まとめると、CSS3 対応ブラウザ + IE8.0 がターゲット。という事。
アイキャッチ画像の管理・生成
レイアウト未確定時は自由の効く「QF-GetThumb」を使い、記事の1枚目の画像からアイキャッチ画像を動的生成をしています。が、キャッシュを効かせまくっているので、その場合でも負荷は一定以内です。
ある程度レイアウトが固まって来たら、Wordpress 標準のサムネイル機能を使います。
WordPress 標準のサムネイル機能についてはこちらのサイトが詳しいです。
サムネイル画像サイズの管理には「Additional Image Sizes(ZUI)」を使っています。
当サイトの特殊サイズ画像は全てこのプラグインから登録しており、レイアウト変更時など、新規サイズ追加時のサムネイル追加生成や、画像サイズ削除時の生成済みサムネイル画像削除もこのプラグインから行なっています。
この場合も、記事のいち枚目の画像からアイキャッチ画像を生成しています。
なお、投稿時の自動サムネイル登録は「Generate Post Thumbnails」を試用していますが、Additional Image Sizes とうまく連携してくれるかはまだ分かっていません。
余談
とりあえず、自分用のメモなので、このページは状況に応じて更新すると思いますが、長くなってきたので将来分割するかもしれません。