ドコモ、2013年夏モデル11機種を発表。夏モデルは「買い」か?
NTTドコモは15日、2013年夏モデルを都内で発表しました。
今回発表されたのは、スマートフォン10機種タブレット1機種の計11機種。
全機種がトライバンドLTE(2GHz / 1.5GHz / 800MHz)に対応した事と、Snapdragon 系CPUへの統一が印象的なラインナップと言えます。
また、実使用時間45時間以上というバッテリの持ちの良さもアピール。
AQUOS PHONE ZETA、ARROWS NX では、実使用時間60時間以上にもなるとの事です。
OS は Xperia A(SO-04E)を除きすべて Android 4.2 を搭載。
8~9月には、Xperia A も Android 4.2 へバージョンアップ予定との事です。
GALAXY S4とXperia Aは月々サポート増額の場合も
今回のラインナップでは、Galaxy S4 と Xperia A(エース)を「ドコモのツートップ」として特にアピール。
この2機種については販売価格面での優遇措置を設け、「はじめてスマホ割」、「ありがとう10年スマホ割」の新たな割引制度を導入します。
これらの条件を全て満たせば、月々サポートが最大20,160円増額されるとの事。
月々サポート増額の詳細については公式ページで確認できます。
各機種の発売日について
今回発表された11機種の発売日は以下のとおり。
5月17日 - Xperia A(SO-04E)
5月23日 - GALAXY S4(SC-04E・Blue Arctic は6月中旬発売)
5月24日 - AQUOS PHONE ZETA(SH-06E)
6月中旬 - ARROWS NX(F-06E)
6月下旬 - Optimus it(L-05E)
6月下旬 - MEDIAS X(N-06E)
6月下旬 - ELUGA P(P-03E)
6月下旬 - AQUOS PHONE si(SH-07E)
7月中旬 - Disney Mobile on docomo(F-07E)
7月中旬 - AQUOS PAD(SH-08E)
8月中旬 - らくらくスマートフォン2(F-08E)
各機種の仕様詳細は、公式ページで確認できます。
150Mbps 対応 Xi は2013年度内に開始予定
Band 3 での提供が見込まれる Xi の 150Mbps 対応については、2013年度内の開始を予定しているとの事。
東名阪から順次展開したいとの発言もあり、今回、対応端末の発表はありませんでしたが、端末、ネットワーク両方での対応が待たれる所です。
夏モデルは「買い」か?
パフォーマンス面だけを見るならば、個人的にはトライバンドLTE対応でAPQ8064(Snapdragon S4)以上を搭載していれば、当面の不満は少ない気がします。
が、既発の Snapdragon 600 搭載機種ではバッテリーの持ちが良いとの評判もありますで、新プロセスルールで製造される Snapdragon 600 搭載機種を選んだ方が賢明かもしれません。
ただ、今後のクワッドバンドLTE対応機種や、Tegra 4・Snapdragon 800 搭載機種の登場を考えると、どのタイミングで買うかはなかなか悩ましいところ…とも思いますね。