Gレンズ搭載、Xperia Z1(Honami)が正式発表。仕様などを確認

 2024年8月9日

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ソニーモバイルコミュニケーションズは4日、ベルリンで開催の IFA にて、スマートフォン新機種「Xperia Z1」を発表しました。

ここでは、公式情報を元に Xperia Z1 の仕様を表形式でまとめておきます。

Xperia Z1 仕様まとめ

CPU2.2 GHz Qualcomm Snapdragon 800 MSM 8974 クアッドコア
画面5インチ、1920 x 1080 ピクセル、TRILUMINOS ディスプレイ
OSAndroid 4.2
メモリ2 GB
内蔵ストレージ16 GB
外部SDカードmicroSD カードスロット、最大64GB(SDXCサポート)
カメラF2.0/広角27mm Gレンズ搭載、背面照射Exmor RS for mobile CMOSセンサ、1/2.3インチ、2070万画素
入出力3.5 mm オーディオジャック
aGPU, GLONASS
Bluetooth 4.0
microUSB
MHL対応
NFC
Screen mirroring(Miracast)
DLNA
Wi-Fi
防水・防塵IPX5/8、IP5X
バッテリー3000 mAh
サイズ(mm)144 x 74 x 8.5
重量170 グラム

公式動画も公開されています。

所感と余談

下馬評どおりの凄みのあるスペックで発表された Xperia Z1。

この秋冬のスマートフォンからは、本格的に Snapdragon 800 時代になりそうな気配を感じさせてくれます。

また、カメラの性能向上も気になる点です。

古くはデジタルカメラでも、かつて画素数競争が一段落した後にレンズの時代、と言われるようになったわけですが、今回、ソニーの一眼カメラ向けでおなじみの「Gレンズ」ブランドを冠してきたということで、スマホの内蔵カメラも成熟したきたものだと、感慨深い所があります。

Z1でも継承されるかは不明も、Xperia のカメラは色補正のわざとらしさが抑え目でいかにもソニーらしい画作りとなっており、人によって好みが分かれそうではありますが、個人的には好感の持てる所です。

今どきはアプリで色補正する機会も多いでしょうから、撮影時点ではあまり情報を歪ませない方がいいんじゃないか。という個人的な趣味もあったりはするわけですが。

 

また、これは Xperia Z1 に限った話ではありませんが、最近のスマートフォンは手のひらの上で許容される熱容量の中でのスピードアップ。という枷があります。

正味のところ、けっこう前だと、このクラスの速さはまだちょっと手のひらには厳しいんじゃ?と思う所もあったのですが、そのあたりが5インチクラスのマシンでどの程度現実的になったのか、個人的には気になる点ではあります。

 

スマートフォンも「成熟」の時代になってそれなりに時間が経ち、Samsung 製品のような粗削りだけど「前のめり」なモノが喜ばれる時代でもなくなりつつある昨今、実はその後を担うのはソニーなのではないか、と、陰ながら思っておりましたが、少なくとも、次に Android の内部が大きく変わるまでの間は、ソニーさんは割りと頑張りそうな予感がしたりしたなかったり。

デジタルイメージングのコア部品を作れる会社さんってのは、この手の製品の成熟期には色々と有利なのかもしれません。

ソース

Hatena Pocket Line

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