iPhone 5s/5cの対応周波数帯まとめ、各社800MHz帯LTE/3Gに対応
この秋からドコモでの取り扱いも開始される iPhone 5s / 5c について、ドコモ・au・ソフトバンクの国内3キャリアでの LTE / 3G 対応周波数帯を表形式でまとめておきます。
結論から言うと、3社の LTE /3G とも、800MHz帯・プラチナバンドと呼ばれる周波数帯に対応するようです。
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iPhone 5s / 5c の国内LTE対応周波数帯 一覧表
国内キャリアでの iPhone 5s / 5c のLTE対応周波数帯は以下のとおり
キャリア | LTE対応周波数 |
ドコモ | 2100(B1)/1800(B3)/800(B19) |
au | 2100(B1)/800(B18) |
ソフトバンク (含イーアクセス) | 2100(B1)/1800(B3)/900(B8・注 以下文) |
このうち、ソフトバンクに関しては、LTE 900MHz帯(バンド8)が2014年夏以降サービス開始予定のバンド(5s / 5c の対応時期は未定)となっているほか、Wireless City Planning(Softbank 4G)の TD-LTE(バンド41)にも非対応となっています。
LTE の対応周波数帯ではソフトバンクが当面苦しい戦いとなりそうです。
iPhone 5s / 5c の国内3G対応周波数帯
国内キャリアでの iPhone 5s / 5c の3G対応周波数帯は以下のとおり。
キャリア | 3G対応周波数 |
ドコモ (W-CDMA) | 2100(B1)/800(B6) |
au (CDMA2000) | 2100(BC6)/800(BC0) |
ソフトバンク (含イーアクセス) (W-CDMA) | 2100(B1)/900(B8) |
iPhone 5s / 5c は LTE だけでなく、3G でも各社 800MHz 帯に対応し、FOMA プラスエリア(ドコモ・B6)やプラチナバンド(ソフトバンク・B8)などが利用可能となる見込みです。
なお、ドコモのFOMAプラスエリア(B6,B19)に関しては、iPhone 5s / 5c が対応するバンド19、及びバンド5が仕様上、バンド6を内包することから利用可能との観測がありました。
Phone 5s(A1453)/5c(A1456) の3G対応周波数については、Blog of Mobile!! の情報が詳しいです。
W-CDMA 2100(B1)/1900(B2)/1700(B4)/850(B5)/900(B8)
CDMA2000 2100(BC6)/1900(BC1)/1700(BC15)/800(BC0/BC10)
余談
愛好家たちの端末に対する評判とは裏腹に、国内の対応周波数帯では遅れを取りつづけて来た iPhone ですが、5s /5c 時代でようやく、昨今の多バンド対応化の流れに乗った形となり、国内インフラの恩恵を享受できる機種となったと言えるでしょう。
東北や離島など、電波事情がよろしくない地域にお住まいで、これまで購入を見送っていた方の選択肢は確実に広がる事となりそうです。
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