【iPhone 5s/5c】携帯3社のMNP学割まとめ【Androidも】

 2024年8月9日

Young boy counting his change

iPhone 5c の発表に合わせて、ドコモが先陣を切って発表した「ドコモへスイッチ学割」のインパクトが凄かったせいか、9月20日の iPhone 5s / 5c 発売日には、3社揃って似たような MNP 学割を用意してきました。

ということで、今回は各社の MNP 学割の内容をまとめます。

本当に iPhone の料金は、直前になるまで分からないですよねぇ…。

あと、これを書くかは迷うトコロ…みたいな話も、一応書いておきます。もしこれが本当ならなんらかの形で実質的には早晩塞がれそうな気はするんですが。

各社のMNP学割比較

ドコモ
「ドコモへスイッチ学割」
ソフトバンク
「のりかえ学割」
au
「U22 auにかえる割」
基本料金780円/月 → 無料
(3年間)
980円/月 → 無料
(3年間)
パケット定額
サービス
1,050円引き
(3年間)
対象パケット定額サービス・Xiパケ・ホーダイ for iPhone
・Xiパケ・ホーダイ ライト
・Xiパケ・ホーダイ フラット
・Xiパケ・ホーダイ ダブル
・Xiパケ・ホーダイ for ジュニア
・Xiらくらくパケ・ホーダイ
・パケットし放題フラット for 4G LTE
・パケットし放題 for 4G LTE
・パケットし放題フラット for 4G
・パケットし放題 for 4G
・LTEフラット
テザリング機能
(参考)
0円/月0円/月
(3年目以降525円/月)
学割・年齢条件小学生以上で、ドコモが指定する学校の学生未就学児童または、小学校以上で連続12カ月以上の就学期間を要するなど、ソフトバンク指定条件を満たす学校に在籍22歳以下
期間終了日未公表終了日未公表~2013年12月1日

※いずれの場合も、基本プランは2年単位での自動更新契約となり、更新月以外の中途解約などの場合、9,975円の契約解除料がかかります。

値引き内容は、基本使用料無料+パケット定額 1,050円引き×3年間。と、横並びですが、学割条件や適用できるパケット定額サービスには違いがあります。

各社で異なる「小学生以下」、「23才以上」の扱い

各社のMNP学割適用条件の違いを見ていきましょう。

ドコモは学割を「小学生以上の学生」に限定していますが、ソフトバンク・au の2社は、発表を見る限り幼児も対象のようです。

また、au では23歳以上の学生さんを年齢で足切りしていますが、ドコモ・ソフトバンクは「指定の学校に所属している事」という条件で、年齢には含みを持たせています。

このことから、未就学の小さなお子さんの場合はソフトバンク・auが、留年生、大学院生の場合はドコモ・ソフトバンクが魅力的に映りそうです。

ドコモ・ソフトバンクは2段階定額やライトプランなど、安価なパケット定額サービスにもMNP学割を適用可

au の場合、MNP 学割はフラットタイプにしか適用できませんが、ドコモとソフトバンクはそれ以外のパケット定額サービスにも適用できるため、ちょっとした「穴」のようなものがあります。

具体的に見ていきましょう。

まずは、ソフトバンクの「のりかえ学割」ですが、こちらは2段階定額の「パケットし放題 for 4G LTE(最低料金2,100円/月)」にも適用可能となっています。
ソフトバンク版 iPhone 5 の nano SIM は 5s に流用できる。との情報がありますのでその前提にはなりますが、例えば現在、SB iPhone 5 と他社回線を持っている人なら、こんな応用でかなりお値打ちに 5s を手に入れることが出来るかもしれません。

他社回線 → SB iPhone 5s に MNP 学割 → 手持ちの SB iPhone 5 の nano SIM を iPhone 5s に挿して運用

この場合、月月割の条件が悪くなるため、それを補って余りある一括価格なりキャッシュバック条件で iPhone 5s を買えるか、という話は出てきますが、不要になった iPhone 5 を売ればさらに回収できる事も考慮すれば、既存のソフトバンク iPhone 5 ユーザーは、条件によっては相当賢い買い方ができそうです。

発売初日から iPhone 5s が MNP 3万円キャッシュバック。という話もあるようですし。

資料ベースのお話で未検証なので、試すならもう少し調査して自己責任でどうぞ、という話にはなりますが、個別記事として切り出してもよさそうな案件ではあります。ただ、個人的には、色々思うトコロがある話なので、ウチではここにコッソリ書いておくだけにしておきました。

 

また、iPhone 以外の話にはなりますが、ドコモの MNP 学割にも面白い話がありまして、主に Android 機で使える安価なパケット定額サービスである、「Xiパケ・ホーダイ ライト(4,935円/月)」や、「Xiパケ・ホーダイ ダブル(最低料金 2,100円/月)」、「Xiパケ・ホーダイ for ジュニア(2,980円/月)」、「Xiらくらくパケ・ホーダイ(2,980円/月)」に今回の MNP 学割が適用できる点は大きいところです。

店頭でのキャッシュバックが多い機種や、月々サポートが多い機種との組み合わせでは、相当安価に Android 機を手に入れる事ができる場合もありそうです。ドコモはSPモードなどのプロバイダ料金にも月々サポートが適用できるので、なおのことです。

 

こうやって見ると、各社とも MNP 学割には非常に力を入れている。という事が分かります。

今回、単純な MNP にはここまでの割引は適用されないのですが、やはり学生の時に使っていたキャリアを、社会人になってもそのまま使い続けるケースが多い。という事実がありますから、各社とも「実のある値引き」としてかなり思い切った施策を打ち出してきているようです。

 

なお、各社のMNP学割の公式ソースは以下のとおりです。

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