Microsoft、Android/iOS版リモートデスクトップアプリを無料公開
Microsoft は、Android / iOS 向けに公式リモートデスクトップ(RDP)アプリを公開しました。
対応OSは Android 2.2 以上、iOS 6.0 以降。
なお、接続先の Windows には Pro 以上のバージョンが必要となります。
ダウンロードは以下から
- App Store - iPhone、iPad、iPod touch 対応 Microsoft Remote Desktop
- Microsoft Remote Desktop - Google Play
インストール後は、右上の「+」から接続設定を作成。接続先ホストのホスト名・IPアドレスや、ログインID、パスワードなどを入力します。
詳細設定では、SDカードのリダイレクト設定や、音楽再生を Android / iOS 側で行うかの設定ができるようです。
ザッと見た感じ、画面の解像度設定はありませんでした。残念。ただし、10インチタブレットで試した範囲では、デフォルトのままでも文字の視認性はそれなりに良かったのでそのままでも良いかな。と思いました。
Splashtop ほどヌルヌル動くわけではありませんが、タッチ操作もそれなりに追従してくれます。LAN 内では十分実用的なんじゃないでしょうか。また、画面端をスワイプすればちゃんとチャームも出てきます。
それにしてもこれは「艦これ」が捗るアプリと言えるかもしれません。
Splashtop と比べると方式の違いもあり、画面の追従性は劣りますが、本アプリは、RemoteFX や RDP 8.1 に対応している点や、ホスト側に特殊なソフトのインストールが不要な点、マルチタッチのサポート、マイクロソフト純正という安心感、そしてこのクオリティのRDPアプリが無料、という事で、入れておいて損はなさそうです。
ちなみに Android でリモートデスクトップ系アプリ、というと、このアプリに限らず、日本語キーボードの一部キーが正しく認識されない症状が一般的にあるわけですが、今回の MS 公式 RDP アプリでも、軽く試した範囲では、やはり、ひらがなの「ろ」にあたるキーや、「変換」「無変換」キーの挙動が怪しい気がします。
このあたりについては、Android 側のサポートも必要そうな気がしますので、色々なんとかなると良いのですが。
※2013/10/19 文章ブラッシュアップ