日本マイクロソフト、Surface Pro 2を国内販売開始。店頭販売も

 2024年8月9日

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日本マイクロソフトは25日より、Windows タブレット「Surface Pro 2」の国内販売を開始しました。

参考価格は 4GB RAM / 128GB SSD モデルが99,800円から。

「Surface」シリーズでは初めて Haswell プロセッサを採用、バッテリー持続時間が長くなったほか、キックスタンドの角度調整が2段階になるなど、使い勝手に配慮。2世代目として順当な進化を遂げました。

併せて、別売りキーボードカバーがバックライト付きになるなど、周辺機器も更新。キーボードが固くなり、扱いやすくなりました。

将来的にはバッテリー持続時間が50%アップする「パワーカバー」や、ドッキングステーションも発売予定となっています。

24日に国内で発表され、一般消費者向けには25日から発売。すでに店頭販売も始まっています。

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Surface Pro 2 の主な仕様・価格は以下のとおり。

CPU第4世代Core i5(Core i5-4200U / Haswell)
メモリとSSD4GB RAM + 128GB SSD
8GB RAM + 256GB SSD
8GB RAM + 512GB SSD
の3モデル
ディスプレイ10.6インチ ClearTypeフルHD
1920×1080
10ポイントマルチタッチ
Wi-Fi802.11a/b/g/n
カメラ720p HD カメラ(フロントおよびリア)
入出力フルサイズUSB 3.0
microSDXC カードリーダー
ヘッドセットジャック
Mini Display Port
カバー用ポート
Bluetooth 4.0
マイク
ステレオスピーカー
センサー光センサー
加速度センサー
ジャイロスコープ
電子コンパス
ペンSurfaceペン
寸法275×173×13.5mm
重量907g
一体型キックスタンド24度、40度の2段階角度調整
OfficeMicrosoft Office Home & Business 2013
参考価格99,800円(128GB SSD)
129,800円(256GB SSD)
179,800円(512GB SSD)

Surface Pro 2 を軽く触った感想

多少触る機会があったので感想を書きますと、個人的に大きいと思ったのは、やはりキックスタンドが2段階になった点です。

初代 Surface Pro では画面の角度調整ができず机に置いて触るのにもイライラしましたが、今回は、40度の角度にもセットできるようになり、私のように背の高い(=座高が高い)人間にはかなりのプラスポイントと思います。

その分、ヒンジの機構が複雑になったので耐久性は大丈夫?と一瞬思いましたが、パッと見た感じでは意外としっかりした作りになっているように感じました。

また、初代の時は、米国よりかなり遅れて発売された事や、バッテリ持続時間が短かさも気になりましたが、今回は、こういった要因を解消・緩和してきた感があり、ボーナスの使い道を迷わされる端末と思います。

写真では分厚くて野暮ったい印象もある Surface Pro 2 ですが、実機は思った以上に良い質感で、厚さも実際には気になりませんでした。

ただし、最近のタブレットにしてはかなり重い部類になりますので、7インチタブレットはおろか、フルサイズの iPad や10インチ級のAndroidタブレットと同じような取り回しは期待しない方がよいでしょう。

軽く持って誰かに見せるという用途には良いかもしれませんが、長時間の場合はどこかに置いて作業しないと疲れてしまいそうです。

そういう意味ではキックスタンド内蔵というのは助かりますし、今回、角度調整の幅が広がったという事は、実用上、非常に意味のある事のように思います。

 

ちなみに Office を別にした法人向けモデルも11月1日から発売予定となっており、こちらの参考価格は 256GB SSD モデルが 109,800円、512GB SSD モデルが159,800円と、一般向けよりお値打ちになっています。

Office 2013 のライセンスが手元に複数ある私としては、Office 抜きの法人向けモデルが一般販売されると割と売れそうな予感はします。

同じ人が使う前提にはなりますが、最近の Office は、メインPC用のライセンスで、サブPCにもインストールできますしね。

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