Nexus 5で800MHz Xiは使える?現地に行って確かめてきた
何なんでしょう。この快適さ。
ここ数日、ドコモSIMを挿したNexus 5(LG-D821)をメインマシンとして運用しているんですが、3G / LTE 通信周りがあまりにも快適で。
Android 4.4 + Snapdragon 800 のサクサクさも関係しているのでしょうが、ちょっとこれって本当に 800MHz Xi 使えてないの?と疑問を呈したくなるくらいに快適だったので、実際に800MHz帯 Xi エリアへ Nexus 5 を持っていき、確かめてきました。
800MHz帯Xiのエリアを探して
まずはドコモのサービスマップで 800MHz帯 Xi のエリアを探してみます。が、管理人の住む地方では、足を伸ばさないとなかなか良いエリアがありませんでした。
仕方なく県境を超え、はるばる「岐阜県多治見市三の倉町」の「地球村」というところまで行くことに。
ホントに行ったよー。という証拠のスクリーンショット。
ココが地球村のようです。途中、Xperia Z も Nexus 5 も LTE を掴まないエリアがちょくちょくありました。なかなか山深いところです。
ちなみに「地球村」というのはいわゆる「自然体験宿泊センター」のようです。
看板の前のバス停の時刻表を見てみると…
1日に数えるほどしかバスがありません。これは期待できそうな。
あー、確かにLTE拾わないね
写真↓の左が Nexus 5、右は Xperia Z(SO-02E)です。
バス停前のベンチで色々いじったりしてみるも、確かに Nexus 5 は800MHz LTE を拾ってくれません。
運転を代わってもらい助手席で見ていましたが、愛知県小牧市のJR東海 技術開発部周辺など、事前に頭に入れてきたエリアマップと一致する感じで Xperia Z しか LTE を拾わないエリアがありました。
また、道中、Nexus 5 のデバッグ画面から接続中の LTE バンドを見ていましたが、LTE 接続時はずっとバンド1。最後までバンド19(800MHz Xi)をつかむ事はありませんでした。
※このスクショは3G接続時に撮ったもので、「バンド50」は意味のない表示と思います。
Speedtest の結果は?
実使用感をイメージしてもらうため、800MHz帯 Xi エリアでの Nexus 5 と Xperia Z の速度計測結果を載せておきます。
LTE を掴めず、3G接続だった Nexus 5 の Speedtest の結果。
800MHz 帯 Xi 接続の Xperia Z(SO-02E)の Speedtest の結果はこんな感じ。
※どちらもサーバーはTokyo
数値にすると通信速度がそれなりに違うわけですが、実使用感としては、Nexus 5 の通信周りの快適さは、対応周波数を考えると「特筆に値する」くらい良い。と思います。
特に印象的だったのは、Nexus 5 の 3G → LTE への切替が非常に早かったこと。世代が違うので比較するのもアレですが、明らかに Xperia Z より切替が早かったです。
また安定性の面も十分で、道中、電波の薄い所もあったはずなのに、テザリング+MacBook Air から VPN 経由で自宅 PC へリモートデスクトップ接続し、「艦これ」を遊びながら帰ってこれる。くらいには安定していた。という事で、回線周りの不安はさほどではないのかなぁ。と思ったりもします。(途中2回ほど VPN 接続が切断されましたが)
Android 4.4 で色々改善・高速化された事も関係しているのかもですが、強がりでなく、「こっちをメインマシンにしてもいいかも」と正直に思えるほどです。
ドコモSIMでもかなり使えると思う
2GHz 帯しか使えなかった頃の Xi のイメージの悪さが頭にあったので、ドコモ回線との相性についてはある程度覚悟して買った Nexus 5(LG-D821)でしたが、実際に使ってみるとあらビックリ、通信に限らず全体的に非常に快適と言えます。
現状、都市部に住む人なら、Nexus 5 にドコモの MVNO SIM を挿して運用すると、維持費用の面からもかなり魅力的な選択肢になるかも。とは率直に思います。
という事で、最後に多治見のカフェ「hinatabocco」でランチを食べて帰ってきました。
お気に入りのカフェでして、材料リッチな体に良さそうなご飯やらデザートやらが食べられます。
女性の園なので男性だけだとちょっと勇気が必要かも。また、小さなお子さんは入店規制があります。
カフェ飯にしては量が多いので、男性でもそれなりに満足は行くと思いますね。