日本通信、音声サービス基本料のみでデータ通信無料のSIMカード「スマホ電話SIM フリーData」発売へ

 2024年8月9日

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日本通信株式会社は13日、音声サービスの基本使用料(税別月額1,560円)のみで 200kbps のデータ通信が使い放題となるSIMカード「スマホ電話SIM フリーData」を11月23日より発売すると発表しました。

bマーケット、イオン、ヨドバシカメラ、Amazon.co.jp などで販売する予定との事。

また、同SIMカード向けに、3GBまでの高速通信が可能となる「データオプション 月額1,560円(税別)」も提供されます。

このオプションにより、「音声通話+3GBまでの高速データ通信」が月額3,120円(税別)で利用できる、と、同社はアピールしています。

音声通話料は 20円/30秒(税別)の従量課金。

SIM カードのサイズは標準、マイクロ、ナノの3種類で、価格は一般的な回線契約の初期手数料相当となる3,000円(税別)。

ドコモの Xi、FOMA に対応した SIM フリースマートフォンでの利用を想定しているとの事です。

5ヶ月縛りに注意

かつて、旧製品「スマホ電話SIM」の最低利用期間は3ヶ月、解約金は5,000円(税別)でしたが、2013年5月24日以降、最低利用期間5ヶ月、解約金は8,000円(税別)と改悪され、今回の「スマホ電話SIM フリーData」でも同様となっており、契約時は注意が必要です。

音声通話重視の人には面白い選択肢かも

外出先で動画やテザリングを多用しない。自宅には Wi-Fi がある。というスマホユーザーなら、月間3GBで足りるケースは多そうなので、このデータ通信オプションの容量設定はなかなか面白いラインと思います。

また、050plus のようなデータ通信越しの音声通話でなく、安定性からもやっぱり回線交換の音声通話の方が良い。という人には、重要な選択肢となるでしょう。

データ通信オプションを付けなくても 200kbps 通信が利用可能。という事で、これまで料金がネックでガラケーからスマホへの乗り換えをためらっていた層にも面白い選択肢と言えるかもしれません。

 

音声通話抜きのデータ通信だけで見れば、SIMフリー端末向けの MVNO SIM には、2GB で月額1,520円(税抜)の IIJmio など、手強い競合もありますので、音声通話をどの程度重視するのか、が、このSIMを選ぶポイントになってきそうです。

先日発売された Nexus 5 のような「国内でも使い物になる」SIM フリー端末も登場してきている中、SIM カードの選択肢が増える事は、純粋に歓迎できると思います。

 

ソース

Hatena Pocket Line

この記事へのコメント(1件)

  1. hogehoge says:

    10年前

    iijの945円プランと050plusの315円で1260円で日々過ごしております。日本通信1560円のプランも魅力的ですが、電話ってそんなに使わないですね。仕事場には固定電話あるし、普段はLINEかメールで連絡取ってますし。シムフリーiPhone、Nexus、motog、など揃ってキているので来年は色んなサービスが出てきて面白くなりそうですね。

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