Android版Evernoteで編集できない場合の対処方法
Windows, Mac, Android, iPhone…どこからでも書いて探せる便利なクラウドノート「Evernote」ですが、他の環境で書いたノートを Android 版 Evernote で編集しようとすると、
このノートブック名にはサポートされていない形式が含まれています。
というエラーが出て編集できない場合があったので、対処方法を書いておきます。
ノートに機種依存文字が入っているとエラーが出る場合が
今回は、特定のノートで良くこのエラーが出ており、しかもエラーが出たり出なかったりしたのですが、色々調べた結果、古いノートに機種依存文字が使われていると先のエラーが出る「場合がある」ことが分かりました。
という事で、エラーが出る Evernote のノートを他の環境から開き、使われている機種依存文字を別の文字に置き換えたところ、エラーが出なくなりました。
また、置き換えなくても、入力し直すだけでもエラーは出なくなった…かもしれません。(後述の理由)
この他、僕のケースでは違いましたが、水平線が入っている場合でもこのようなエラーが出る場合がある。という情報もあります。が、手元の環境で水平線入りのノートを作っても症状は再現しませんでした。
機種依存文字って?
機種依存文字の説明は長くなるので例示だけすると、下図のような特殊文字、特定の機種・環境にしかない文字の事を指します。
今回は、丸付き数字と呼ばれる文字が原因となっていました。
Google 日本語入力で変換する際は、これらの文字だと「<機種依存文字>」という表示が出るので分かりやすいかもしれません。
Evernoteは内部で機種依存文字を認識→環境差を埋めている?
実は同じエラーをもう一度出そうと、新規作成したノートに機種依存文字を入力したり、色々やってみたのですが、結局、同じエラーを出すことはできませんでした。
その過程で見つけたのですが、1文字にカタカナの「アルファ」が収まっている機種依存文字を Windows で入力し、Android からそのノートを見ると、「アルファ」という4文字に分解されました。
この事から、Evernote 内部では機種依存文字を認識し、プラットフォーム間の環境差を埋める何らかの処理をしている事は間違いなさそうです。
今回はトラブルシュートのみ。という事で深くは追いませんでしたが、興味のある人は堀ってみると面白いかもしれません。
※2014/3/12 文章ブラッシュアップ