ndis.sysでブルースクリーンが出て困った件→解決?
ここ1周間ほど、メインPC(Windows 8.1)で ndis.sys 要因のブルースクリーンが出て困っていたのですが、解決したっぽいのでやった事をメモ。
エラーメッセージはこんな感じ。
問題が発生したため、PCを再起動する必要があります。エラー情報を収集しています。自動的に再起動します。
詳細については、次のエラーを後からオンラインで検索してください:DRIVER_IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL(ndis.sys)
起動後10分くらいでエラーが出るので困っていました。
「ndis.sys」と聞いてすぐにネットワーク絡みのエラーだろうなぁ。とは思ったのですが、いちおう、関係しそうなものを1つづつ確認&対策。
- Windows Update を当ててみる → 効果なし
- イベントログを確認 → HDDコントローラのエラーが出ている → S.M.A.R.T 確認 → エラー無し
- マザーボードメーカーが最新版のBIOS・ドライバを出していないか確認 → 出していない
- Qualcomm Atheros の公式サイトでネットワークカード(NIC)の最新ドライバ入手・更新 → 効果なし
- SoftEther VPN のダウングレード → 直ったっぽい!
という感じでした。
ちなみに症状が出ていた SoftEhter VPN は、
softether-vpnserver_vpnbridge-v4.06-9435-beta-2014.03.26-windows-x86_x64-intel.exe
で、ダウングレード先は、
softether-vpnserver_vpnbridge-v4.04-9412-rtm-2014.01.15-windows-x86_x64-intel.exe
です。一度アンインストールしてからインストールしなおしましたが、設定はちゃんと残っていました。beta版よりちょっと前のRTM版の方が安定している。という事なのかもしれません。
一応、擁護しておくと、SoftEhter VPN はフリーで利用可能な素晴らしいソフトウェアVPNサーバです。今回はBeta版を使っていたからそうなった。という事かもしれず、それ以前にはこのような症状を経験した事はありません。
今回は特殊なソフトが原因のエラーでしたが、通常、ndis.sys 絡みの BSOD というと、有線・無線ネットワークドライバの更新を試すのが普通のような。
また、VirtualBox や VMware などの仮想マシンも仮想ネットワークドライバをインストールする場合があるので、物理的な装置以外のネットワーク関連ソフトについても、疑ってみても良いのかもしれません。
それにしても「IRQL not less or equal」でBSOD(Blue screen of death)って、昔は良く見た気がするんですが、最近はめっきり見なくなった気がします。