Windowsページングファイル「Pagefile.sys」を縮小する方法
2024年8月9日
「C:\」直下にある Windows ページングファイル「Pagefile.sys」が異常に(27GB以上に)大きくなり、ディスク容量を圧迫していたので対処しました。
「Pagefile.sys」は、物理メモリ不足時などに使われる重要なシステムファイルで、Windows のページングを無効化すれば削除できる…と思ったのですが、手元の環境ではなぜか削除できなかったんですよね。
いずれにせよ、Windows のページングを無効化するとシステムの安定性に悪影響がありますから、とりあえず、仮想メモリも十分足りているようなので、その容量を圧縮することにしました。
「Pagefile.sys」の縮小手順
「Win」+「R」キー →「sysdm.cpl」と入力 →「OK」
「詳細設定」タブ → パフォーマンスの「設定」
「パフォーマンスオプション」ウィンドウが開くので、「詳細設定」タブ → 「変更」
「すべてのドライブのページングファイルのサイズを自動的に管理する」のチェックを外す →「カスタムサイズ」にチェック → 「初期サイズ」を下に書いてある最小限に、「最大サイズ」を推奨値に設定 →「設定」→「OK」
※不足時にシステムが不安定になるため、最大サイズはもっと大きい値に設定しても良いでしょう。
再起動すると設定が反映されます。
以上です。
以前の話にはなりますが、この設定をしてから再びページングファイルを自動的に管理する設定に戻すと、ページングファイルが巨大化(27GB以上)してしまう。という症状が出たことがあります。物理メモリは十分に足りているのに、なんだったのでしょうか。バグっぽい気もします。
最近はこういう症状は出ていないので、古い環境でそういう症状が出る時期があったのかもしれません。
名無し says:
10年前
>物理メモリは十分に足りているのに
少なくともWindowsXP以降では、物理メモリ量に比例してページングファイルは増加する仕様なので、物理メモリが多くないですかね...
ひろも says:
10年前
今回は、物理メモリ16GBのマシンにおいて、コミット済みメモリの状況に寄らず、(たとえそれが物理メモリの半分の状態でも)常に27GBのページングファイルを確保されている。
という状況でした。
ご指摘いただいた通りで、搭載物理メモリ量の何倍、という形で比例してページングファイルを確保しているのかもしれない。とは最初思いましたが、私の環境ではシステムドライブをSSD化しており、常時、そんなに確保されると空き容量が寂しい。という事情もありまして。
メモリの利用状況に応じて、ページングファイルが自動でスケールする方法を探した。という事情があります。
HDD時代ならともかく、昨今はディスクに比してメモリを大量に積むケースはあると思うので、これがバグでなく仕様だとすると、色々とイケてないなぁ。とは思ったり。
名無し says:
4年前
仮想メモリはHDDなら全ドライブに作れるからDドライブにも作ればCドライブの使用量を減らせる。