ソフトバンク、音声通話定額の「スマ放題」を7月1日より開始。データシェア、翌月への繰越も
ドコモの「カケホーダイ&パケあえる」に端を発する音声通話定額化と、家族内パケットシェアの流れに、ついにソフトバンクも迎合するようです。
ソフトバンクモバイルは7日、国内音声通話が定額となる「スマ放題」を7月1日より開始すると正式発表しました。
基本使用料は、スマートフォン向けが2,700円、3Gケータイ向けが2,200円。(2年縛り時)
家族データシェア可能なデータ定額パックも導入
今回、新しくデータ定額パックも用意されます。主なデータ通信量と月額料金の関係は以下のとおり。
プラン | データ通信量上限 (国内) | 月額料金 |
データ定額パック2 | 2GB | 3,500円 |
データ定額パック5 | 5GB | 5,000円 |
データ定額パック10 | 10GB | 9,500円 |
データ定額パック15 | 15GB | 12,500円 |
データ定額パック20 | 20GB | 16,000円 |
データ定額パック30 | 30GB | 22,500円 |
データ定額パック (シンプルスマホ) | 200MB | 2,000円 |
データ定額パック (3Gケータイ) | 使い放題 | 3,500円 |
請求月内に使い切れなかったデータ量は、100MB単位で翌請求月に「データくりこし」する事も可能。(データ定額パック5~30のみ)
データ通信量超過時は請求月末まで128kbpsに速度制限されます。(1GBあたり1,000円で速度制限を解除可)
代表回線が契約している「データ定額パック」は、「家族データシェア」で共有も可能。その場合、子回線1回線あたり500円/月が必要となります。
U25向けに1GB増量、500円割引の施策なども
25歳以下の契約者にデータ量1GB/月、基本使用料500円割引/月のボーナスが付く「U25ボーナス」も用意されるなど、明らかにドコモの「カケホーダイ」を意識した料金体系としているようです。
この他、家族で2回線以上、計10GB以上のデータ定額パックを契約した場合に適用される「家族お得割」も用意されます。ただし、この割引は「家族データシェア」や「U25ボーナス」とは併用できない。との事です。
同じカケホーダイ。とは言っても、ソフトバンクの音声通話の音質は、ドコモの VoLTE はおろか、現行のLTEスマホ(音声回線は3Gを利用)にも劣っているように感じますから、ドコモと同じ価格では納得がいかない気もしますが、とりあえずは、ドコモと似たような料金体系をソフトバンクも用意できる。という部分が重要なのかもしれません。
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