完成形?Google、ハングアウトのChromeアプリ版をリリース。改善点など
Google のコミュニケーションツール「ハングアウト」の Chrome アプリ版が公開されています。
これまでも、Chrome 拡張機能版が提供されていましたが、今回、新たに Chrome アプリが追加された形です。
インストールはこちらから。
Windows / Chrome OS 上のChromeブラウザからインストール可能です。
「ハングアウト」は、チャット・音声通話・ビデオチャットなどの機能を備えたコミュニケーションツール。1対1だけでなく、グループ利用、マルチデバイス利用にも対応しています。
Chrome(Windows / Mac / Chrome OS) 、Android、iOS と幅広いプラットフォームに対応しているのも特徴と言えるでしょう。
Chromeアプリ版ハングアウトの改善点は?
新しい Chrome アプリを実際に使ってみたところ、拡張機能版と比べて、以下の部分が改善されていました。
- コンパクトにまとまった新しいインターフェース
- チャット画面を最小化すると、個別ハングアウトがデスクトップからワンクリックで開けるように
- 通知をOFFにしたハングアウトでも、チャット画面を最小化すれば個別ハングアウト毎に未読件数が表示される(流量が多いので通知は切っているが、更新があればまとめ読みしたいハングアウト向け)
- 参加ハングアウト数が多い場合でも、チャット画面を最小化するかしないか、で非通知ハングアウトを追う、追わない、を整理できる
文字で書くと分かりにくいですが、要は、自分が追いたいハングアウトのチャット画面を最小化すると、↓こんな感じで並べることができる。ということです。
通知がONのハングアウトで新規メッセージが届くと、↑こんな感じでポップアップする感じ。
通知がOFFのハングアウトでは新規メッセージはポップアップせず、最小化されている場合だけ未読件数が表示されます。
まとめると、個別ハングアウトを以下の3つに分けて追えるようになった。という印象。
- 通知がON(→新規メッセージがポップアップ)
- 通知がOFF(→新規メッセージはポップアップしないし、自分から確認しないと未読も分からない)
- 通知はOFFだけど未読件数だけは確認したい
「2」と「3」の区別を付けられるようになったのは、ハングアウトのヘビーユーザーとしてはかなり大きいと思います。
今後はChromeアプリ版がメインになっていくのではないでしょうか。
なお、Chromeアプリ化により、Chrome の「アプリ」画面や Windows タスクバーからのハングアウト起動も可能(別途ショートカット作成が必要)となりました。
アプリ化されたことにより、ハングアウトの通知を一時的に全て切った後でも、ハングアウトを再度起動しやすくなった。というのも大きい点かもしれません。
「ハングアウト」は最初はちょっと取っ付きにくいかもしれませんが、1人が複数端末を持つことが当たり前の現代ではある程度使いこなせた方が良いツールとも思うので、まだ使っていない人にはオススメしておきます。
いや、一般的には LINE がメインであることにに変わりは無いんですけどね。