夏休み・秋の夜長の読み物に!JSAの海運雑学ゼミナール
航空・鉄道に比べ、最近は脚光をあまり浴びていないように感じる海運ですが、海に囲まれた日本にとっては、エネルギー・食物・工業製品の輸出入などに欠かせない生命線です。
JSA(日本船主協会)が運営する「海運雑学ゼミナール」は、そんな海運にまつわる豆知識がまとめられた優良サイトです。
実はここ、かなり懐かしいサイトでして、大昔に見たことがある方もいるかもしれません。
海運雑学ゼミナール - JSA(日本船主協会)
http://www.jsanet.or.jp/seminar/index.html
テーマの取り上げ方が秀逸で、内容も興味を持ちやすく書かれているため、夏休みや秋の夜長に読むのにいいんじゃないかと思い、掘り返してきてみました。
どれも品質の高い読み物ですが、中でもいくつかオススメを紹介しておきます。
- 069 「ギャング」の意味は海と陸とでこんなに違う
- 078 石炭は、見かけによらず手ごわい貨物
- 088 磁気コンパスのルーツは「魚」だった?
- 109 コンクリート製の船が水に浮く?
- 168 「パナマックス」は、パナマ運河を通れる最大船型
- 193 無法状態で始まった初期の無線通信
- 224 「2乗3乗の法則」でわかる大型化で輸送効率が高まる理由
- 312 海賊がモデルだったロビンソン・クルーソー
古いコンテンツなので、時代背景的に思うところが無いわけではないですが、内容が内容なので、ほとんど気にならずに読めると思います。
一通り読んでみると、飛行機のパイロットが国際的な知識やルールを知らないといけないのと同じように、国境を越える船の乗組員も様々な知識を要求されるのだなぁ。などなど、いろいろな想いを馳せる事ができる事ができました。