Kindle Voyage、Kindle Paperwhite、Kindleの画質を比較してみた
2014年モデルの Kindle Voyage と Kindle の実機が手元に届いたので、画質の比較をしてみました。また、参考用に旧 Kindle Paperwhite とも比較しています。
どの端末も活字の本を読むには十分な画質ですので、今回は、漫画のセリフが読みやすいかどうか、に絞って比較してみましょう。
※いずれも、デジタル一眼で撮影したものをクロップ加工のみ行っています。
こちら↓が 2014 年モデルの「Kindle」の画質。
こちら↓が「Kindle Voyage」(自動バックライトON)。
一目瞭然です。さすが300ppiのディスプレイだけあって、Kindle Voyage のセリフの読みやすさは別次元と言えます。
漫画との相性もありますが、無印Kindleだと「サビ」「カビ」「が」など、濁音が潰れてしまっており、正直、長時間読んでいると我慢できなくなる漫画も確かにあります。
参考までに2012年モデルの Kindle Paperwhite の画質も載せておきます。
個人的には、Kindle Voyage > Kindle Paperwhite > Kindle の順に漫画のセリフは見やすく感じます。
Amazon は、Kindle のディスプレイ解像度を正確には発表していないと思いますが、実機で確認する限り、上記3機種はディスプレイ解像度がすべて異なり、それがそのまま画質の違いになっています。
実際にスクリーンショットを撮ってみても、Kindle(2014)は800×600、Kindle Paperwhite は 1024×758 と差があり、また、Kindle Voyage は仕様上 300ppi との事ですから、ピクセル数はさらに多いと考えられます。
漫画を読むならKindle VoyageかPaperwhiteが無難
ということで、漫画を良く読む人には、個人的には Kindle Paperwhite か Kindle Voyage を強烈にオススメしたいところです。
特に、旧バージョンの Kindle Paperwhite から Kindle(2014)への乗り換えを検討している場合、解像度が落ちる(1024x758 → 800×600)事を知らないと買ってからガッカリする部分は多少はあると思います。
Kindle を普段使いしている僕の率直な感想としては、2014年モデルはページめくりが非常に速く、漫画がストレス無く読めるようになったと感じます。
また、それ以外のあらゆる動作がキビキビとしており、特に文字入力や本の選択時のストレスもかなり軽減されています。
2年前の Paperwhite ブームの時からこの速さだったら、電子書籍ももう少し違った見方をされていたかもしれない。と思うと、少しもったいない気分にはなったりも。
それだけ 2014 年モデルはよく出来ているなー。と思う。という事です。