Amazon、「Amazon Echo」を発表。音声コンシェルジュ的な発想
2024年8月9日
Amazon.com は、音声コンシェルジュ的な新製品「Amazon Echo」を発表しました。
ユーザーが「Alexa(アレクサ)」と呼びかけると機能を開始し、様々な質問や要望に応えてくれます。
ユーザーからの呼びかけに常に応えられるよう常時電源をONにしておき、部屋全体から音声を拾う仕組みです。
Amazon Echo では、具体的には、以下のような機能を使えるとのこと。
- ニュース、天気、スポーツ情報の確認
- 音楽再生(Amazon Music Library、Prime Music、TuneIn、iHeartRadio)
- アラーム、タイマー、TODO リスト
- Wikipedia などからの情報取得
この他にも、アップデートにより新機能が追加される見込みとのこと。
インターネットへの接続はWi-Fi経由。また、Bluetooth 経由での音楽再生も可能です。
また、スマートフォン・タブレットとも連携でき、無料アプリ「Amazon Echo APP」により、外出先から「Amazon Echo」のアラームや買い物リスト、音楽などの管理が可能。
Android Wear も割とそういう風味なのですが、最近は「スマホでタスクスイッチしなくても済む」という位置付けの製品がちょくちょく出てきているように感じます。
PC と違ってスマホでは同時にひとつしかタスクが出来ませんから、Android Wear みたいな割り込み処理に特化したセカンドスクリーンがあると便利。ということなのでしょう。
そこで、腕時計型端末…みたく画面を使うのではなく、音声を使う。という発想が、Amazon Echo の面白い所なのかな。とは思いました。
なお、この Amazon Echo の価格は199ドル。また期間限定で99ドルになるキャンペーンを実施中です。日本でも発売されるのでしょうか。
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