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激オススメのBluetooth FMトランスミッタ「MeoSound transmitter WideBand」

 2024年8月9日

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スマホの音楽・音声を車でも聴きたい!という時に色々捗るBluetooth対応FMトランスミッタですが、最近買ったある機種がものすごく気に入っているので紹介しておきます。

加賀ハイテック(TAXAN)の「MeoSound transmitter WideBand / MEO-SUND-BTFMWB」です。

ちなみに Bluetooth FMトランスミッタ。っていうのは、スマホからBluetoothで飛ばした音楽をFM放送に変換してくれる機器のこと。

もっとカンタンに言えば、車にBluetooth音声の入口を増設する感覚の機器になります。

Bluetooth を愛して止まない私ですから、この手のブツは結構前から使ってきたわけですが、今回の機種は「音楽再生に特化した国内電波法適合品の中では、文句なしに一番痒い所に手が届く機種だ!」と断言できる仕上がりとなっています。

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外観とか、メーカーが言う特徴、とかは後回しにして、まずはいきなり、僕がこの機種を使っていて感心した点を挙げてみます。(Bluetooth FM トランスミッタを普段から使い込んでいないと分からない内容が多いかもですが…)

  • FM送信周波数が0.1MHz単位で調整できる!
    → 混信時の微調整に便利!他機種だと6個くらいのプリセットから選択だったりする
  • FMのホワイトノイズレベルがけっこう低い!
    → 静かな曲とかで音質に差が出る
    → でも、車種・カーオーディオとの相性はあるかも
  • 音質が良い!
    → Bluetooth A2DP には音声圧縮Codecが複数あるけど、この機種は、多分、最低ランクのコデック「SBC」では無いような(詳細は確認中)
  • FMを使わず本機の AUX OUT からカーオーディオへ接続可!
    → アナログ出力付き
  • Bluetoothを使わずに本機の AUX IN への音声入力も可!
    → アナログ入力付き
  • 2.4A対応のUSB充電器が1ポート付いてる!
    → あると助かる高出力のスマホ・タブレット充電ポート
  • 3台までのマルチペアリング対応
  • 走行中でも、なんだか抜けにくい気がする!
    → これも車種との相性があるかも
  • 他機種にありがちな「いじってたらFM周波数のチューニング変わっちゃったんだけどー」という事が少ないボタン配置の秀逸さ
  • 間違ってチューニングを触っちゃっても上下ボタンが両方あるからすぐに直せるし、周波数がLED表示なので暗所でも視認しやすい
  • これだけ出来る子なのに、ちゃんと国内電波法に適合

と、まぁ、こんな感じ。痒いところに手が届く憎いヤツと思います。

あまり使ったことが無い人だと、逆に「え?そんなの当たり前じゃないの?」と思われるかもですが、この手の製品ってのは基本的に曲者が多くて、なにかしら数カ所は欠けているパターンは多いもの。

特に、国内電波法に適合していてこの出来の良さ。っていうのは貴重なんじゃないかと思うわけです。

という所で、ひとしきり自分の想いは吐き出せたので、あとは外観・仕様とかのレビューも書いておきましょう。

パッケージ裏面。接続方法が3タイプ選べまっせ。とのこと。
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個人的にお世話になる機会が無いのでピンと来ませんでしたが、海外仕様のFMラジオの周波数(76~108MHz)にも対応しています。
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こういう事を書いていいのか分かりませんが、90MHzより上は周波数的に混んでなさそうなので、そういう意味での価値もあるのかもしれず。

Bluetooth の規格は Bluetooth ver 3.0+EDR、A2DP/SCMS-Tに対応。ちなみに SCMS-Tの「-T」は東芝のTと聞いたことがある程度にはガラパゴスな規格で、要はワンセグ音声みたくイジワルな規格の音楽にも対応しているよー。という事です。

安全保護機能は、過電圧保護回路・渦電流保護回路・温度保護回路・保護ヒューズ内蔵。という感じ。関係無いですが、昔、よく分からない海外メーカーの機器(もちろん+12V対応ですよ!)を車に付けたら見事に車のヒューズが飛んだ事がありましたが、そういう心配はなさそうです。

外観はこんな感じ。
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スマホの充電などに使えるUSB充電ポートは左横。上部にはペアリングボタンがあります。
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下部にはアナログ入出力。右側面にはチューニングボタンが。
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首振り機構付き。
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最大90度まで調整できます。
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+12/24Vのシガーソケットで使えます。首振り機構のお陰で、ソケットを増設していても使いやすいのもポイント。
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ただし幅が結構あるので、2連・3連とかのソケットだと、挿す機器・位置によっては干渉する場合はあります。(左ソケットは Omaker の3ポートUSB充電器

ちなみに保証期間は6ヶ月。1年にしないあたりに若干、耐久性の不安を感じなくもないですが、他機種でも夏を2回超えたあたりで壊れたりするので、今のところまだ悪口は言えません。
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最近だと、実はBluetooth対応のカーオーディオが1万数千円(+工賃)で手に入ったりするので、そっちのがスマートかなー。とか、あとはこんな面白い製品も出てきているわけで、そういう選択肢もあるかもですが。

今回みたいな後付け型だと、カーオーディオと違って壊れた時に自力で取り替えできる。っていう気楽さがあるのと、あとはスマホ側の要因で Bluetooth のリンクがゴネている時に、必殺ソケット抜き差し技(!)が使える。っていう部分は、まぁ、強みかもしれません。シガーソケットに何か挿すと車内がごちゃごちゃする。っていう弱点はありますが、どの道、USB充電器を使っているなら、それと挿し替えれば良いですし。

あと、一応言っておくと、カロッツェリアのアプリユニットみたいなアプローチは、スマホのOSアップデート時とかに困りそうだ。という弱点もあるので要注意です。

そんなこんなで、本気でかなり気に入っている機種でして。Bluetooth 対応オーディオに乗り換えるまでは行かないけど、手軽に車にスマホの音楽を飛ばせたらいいのになー。と思っている人、かつ、車でのハンズフリー通話を求めない人になら、自信を持ってオススメできる製品と思います。(ただし、車種などとの相性はあるかもしれないので悪しからず)

関連情報:

※2014/12/4 詳細仕様追記

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