腰が抜けるほど便利な PukiWiki 向けの GUI編集プラグイン「guiedit」
小さなグループの情報共有に wiki を立てるケースがありますが、wiki の記事を書くには、 独特の作法があって、まったく何も知らない人にはちょっとした障壁となります。
これでは、どこからでも編集できる wiki の特性を生かしきれない。と思い、PukiWiki 向けのGUI編集用プラグインを探したところ、完全な WYSIWYG ではないものの、編集がかなり楽になるプラグイン「guiedit」 を見つけました。
guiedit - 九州産業大学 工学部 電気情報工学科 藤田研究室
これは、オープンソースのWEB向けHTMLエディタである FCKeditor をPukiWiki で使えるようにするためのプラグインです。
FCKeditor – The text editor for Internet
FCKeditor のライセンスはGPL, LGPL, MPL の3つのオープンソースライセンスとの事。クローズドな商用利用向けにライセンス販売もしているようです。
guiedit はプラグインとは言いながらも導入手順は多少煩雑で、一部、PukiWiki 本体の書き換えも必要だったりします。が、一度導入すればその後が非常に楽になりますので、入れる価値は十分にあると思います。
今回は本当に内輪のちょっとした用途だったので、PukiWiki のデフォルトスキンのまま導入しましたが、スキンを変更にちゃんと追従できるのか、は興味のあるところです。
ちなみに、冒頭の画像が guiedit 導入時の PukiWiki 編集画面で、これが、Wiki では下の画像のように表示されます。
ほとんど編集画面と変わらず表示されており、非常に使い勝手もよいです。
テーブルを使ったページや、他のページからコピペで持ってきた複雑な内容になると、多少、編集画面の表示が崩れる事があるようです。
という前に、Firefox から FCKeditor へのコピペができるあたりが、FCKeditor の素性の良さを感じさせます。
あまりPCに詳しくない人にも wiki を使ってもらうには、非常にオススメのプラグインです。