Windows 10へのアップグレードは無料、Windows 7/8.1から発売後1年間【Windows as a Service】
Microsoft は22日に行なわれたイベントにおいて、Windows 10 の詳細を発表。
その中で、Windows 10 の発売後1年間に限り、Windows 7 / 8 / 8.1 / Windows Phone 8.1 ユーザーを対象に、Windows 10 へのアップグレードを無償提供することを明らかにしました。
また、アップグレードは一度だけではなく、Windows 10 がインストールされたデバイスであれば、そのデバイスのサポート寿命まで最新の Windows へ追加料金無しでアップグレードできるとのこと。
マイクロソフトは、今回の無償アップグレード発表と併せて、「Windows as a Service(サービスとしてのWindows)」という志向を表明していますが、これが、ライセンスの種類によっては別デバイスへのライセンス移行が可能な現状の「売り切り型」、との決別を意味するのかは不明です。
追加費用なしに新OSへアップグレードできる、という今回の発表は素直に歓迎できそうですが、自作ユーザとしては、デバイスへのライセンス紐付けが強化されるとマシン構成変更時のライセンスポータビリティや使い勝手の悪化が憂慮されます。
Office 365 では、すでに月額課金のサブスクリプション型ライセンスが導入されていますが、Microsoft が Windows OS でどのような収益モデルを考えているのか、Windows 10 の非アップグレード版の販売価格などの続報が待たれます。
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