腕時計から華麗にハック!?IngressのAndroid Wear対応を解説
ついにリリースされた Ingress の Android Wear 対応がどんな塩梅なのか書いておきます。
えーと、Android Wear ってのは、誤解を恐れずに言えば腕時計型のウェアラブルデバイスみたいなもんで、要は、普段スマホでやっているような事の一部をスマホからじゃなくて腕時計からペペッとできますぜ。というガジェット向けのOSのこと。
で、この度、それを使って腕時計から Ingress ができるようになったぜー!やったぜー!ということです。
現段階ではハックくらいしかできることはありませんが、とりあえず、スマホを始終見ていなくても済む時間が増える、という意味で Android Wear 本来の意義とも相違無い、整合性の取れた形でのリリースと感じます。
Android Wear で Ingress をプレイするには、Android Wear から Ingress を起動して Active モードにしておく必要があります。
LG G Watch R だとこんな雰囲気。
ポータルが近くなると「Portal Nearby」と表示されるので、タップか腕を軽く振ると、
こんな感じでポータルが表示。ポータル名の上には鍵の有無も表示されています。タップでポータルを Hack できます。
ハック成功時は、Android Wear 上で入手したアイテムの確認が可能。
ハック失敗時のエラーメッセージも確認できます。
ハック後は直近のハックからの経過時間もカウントされます。Ingress では、通常、5分間は再ハックができないため、タイマーで時間を測っている人もいると思いますが、これはかなり便利と言えそうです。
ちなみに現時点では Hack ボタン長押しでのグリフはできないようです。また、タイマーは5分間に固定されており、ヒートシンクによる冷却待ち時間短縮も反映されないようです。
ハック可能範囲にポータルがない場合は、近隣ポータルまでの距離が分かります。
候補となるポータルが複数ある場合は、上下スワイプで複数ポータルを切り替え可。
気になるバッテリーの持ちですが、スマートフォン側も Android Wear 側もかなりキッツい感じ。えげつないスピードでバッテリーを食う「超ヘビー級」アプリとなっています。
Smart Watch 3 みたく microUSB 端子が付いている Android Wear ならともかく、充電時に専用クレードルが必要な Android Wear 機では、バッテリ残量に気をつけた方がいいでしょう。
ということで、使うときは Android Wear 側で起動しておき、使わなくなったら終了させておくのがスマートかも。
ちなみに、一定時間使っていると自動で終了してくれる機能も付いています。これは親切。
Android Wear 側からの設定で Ingress の Quick wakeup の On / Off も可能です。初期値は On ですが、鬱陶しい場合は Off にしてもよいでしょう。
まだ、あまり世間には認識されていないようですが、Android Wear はかなり使える実用的なガジェットでして、管理人も毎日欠かさず必ず身につけている、という位には、生産性ツールとして有用だと感じています。
特に、とんでもない量の通知を素早く処理できる実用性、という部分は超強力で、Inbox などと組み合わせるとメールの処理が早くなるし、あとは、手が放せない時でも音声で Google ハングアウト(チャットアプリ)の返信ができたり、と、大変お便利なわけです。
そんな Android Wear にまたひとつ、新たな楽しみが出来た。ということで、Ingress として使い物になるかどうかは別としても、個人的には楽しいアプリが載ってきたなー。という感じで、今後の改良にも期待したいところと思っています。
iPhone 派の方は Apple Watch 対応とかも気になるところでしょうが、どうなるんでしょうかね。
榎本俊二 says:
9年前
お電池の方はちゃんと持つのでしょうか