カメラと自撮りに強いSIMフリースマホ「ZenFone Selfie」フォトレビュー
9月18日発売の ASUS のSIMフリースマホ「ZenFone Selfie(ZD551KL)」を早速入手したので、主にハードウェア周りのフォトレビューをお送りします。
「ZenFone Selfie」の詳しい仕様については別記事にまとめていますが、大きい特徴としてはこんな感じのSIMフリースマホになります。
- 自然な肌色を表現する、美人エフェクト付きの1300万画素インカメラ
- アウトカメラも1300万画素。ローライトモードで夜間撮影がキレイ
- 国内だけでなく台湾など一部海外でも使える多バンド対応。
(LTEバンド 1/2/3/5/6/8/9/18/19/28、W-CDMAバンド 1/2/5/6/8/19に対応) - Snapdragon 615(MSM8939 1.5GHz)搭載のミドルレンジ機
SIMフリースマホ、というと、やっぱりカメラの性能と対応バンドが最初に気になる所ですが、そこをうまく押さえたSIMフリー機。と思います。
開封すると、まず、フロントカメラの存在感に驚かされます。
ZenFone 2 と比べてもご覧の通り。まさにフルサイズのフロントカメラです。
付属品は、ACアダプタ、USBケーブル、有線ヘッドセット、交換用イヤーチップ、取説、保証書など。
Android のアップデートについてのお知らせが入っていました。OSアップデートも期待できる?
保証期間は12ヶ月。初期不良対応は購入後14日以内です。
付属のACアダプタは、出力 5V / 2A。
Qualcomm Quick Charge 2.0(急速充電2)や ASUS Boost Master 対応の超急速充電器での充電も計測したところ、電圧は5V固定でした。
底面には microUSB 端子。
天面には電源ボタンとヘッドセットジャック。
側面にボタンはありません。
バックボタンやホームボタンなどは画面外に印刷されています。
裏面は ZenFone 2 と同じく丸みがあります。サイズや重さは大きめの部類ですが、この形状のお陰で片手でのホールド感はサイズを超えた良さがあります。この辺りは ZenFone 2 譲りと思います。
裏蓋は取り外し可能。ツメをバリバリ開けて剥がしていきます。
はい。開きました。
バッテリー容量は3000mAh(11.5Wh)。バッテリ交換も可能です。
マイクロSIMカードスロットは2つ。どちらも2G/3G/4G対応ですが、同時利用については片方のみ通信可能。
SIMカードスロット1にアクセスするにはバッテリーを取り外す必要があります。なお、SIMスロット1はmicro SDとのコンボスロットとなっています。
多バンド対応なので、旅行先などではSIMカードスロット2も活躍することでしょう。こちらはバッテリを取り外さなくても挿し替えできるスロットです。
SIMを挿したら起動。
ZenFone 2 と同じく日本語入力はなんと「ATOK」。買うと1500円以上するアプリなので、これはうれしい。
入力パネルの見た目のカスタマイズも可能。個人的にはフラットデザインが好みです。
通知領域を2回引き下げるとクイック設定的な機能も。Intel Atom プロセッサだった ZenFone 2 には無かった「PlayTo」ボタンが増えました。Chromecast や Nexus Player などにキャストするのに便利になりました。
Google Drive の100GBストレージの2年間無料利用権も付いてきます。このあたりの細かいオマケが結構嬉しかったり。
ASUS ホームはこんな感じ。
アプリをインストールすると、どのフォルダに入ったが分かるようになっています。
長くなってきたので、ひとまずはこの辺りまでにしておきます。
今回はまだ、肝心のカメラの評価は出来ていませんが、ZenFone 2 のカメラも SIM フリー機としてはかなり優秀な方だったので、本機でも楽しみです。