スマホで花火をキレイに撮る方法【Zenfone Selfie / Zenfone 2編】
カメラが魅力の SIM フリースマホ「Zenfone Selfie」や「Zenfone 2」で花火をキレイ撮影するコツについて書いておきます。
これ以外の機種にも応用できる方法と思いますので、参考にしてください。
いわゆる格安スマホ、と聞くとカメラが心配で手が出ない。という方は多いかと思いますが、個人的に Zenfone シリーズのカメラは格安スマホとしては優秀な部類と思ってまして、カメラが気になる日本人には向いているんじゃないかと思うんですね。
そんな中、唯一の欠点とも言える花火撮影について、今回はマニュアル撮影機能を使ってうまく撮る方法を紹介します。
花火撮影で使えるスマホのカメラのマニュアル設定
スマホのカメラで花火をマニュアル撮影する場合のオススメ設定は、以下になります。
- ISO感度:100 以下
- シャッタースピード:1/10~1/8秒前後
- EV補正:無し~若干マイナス
- フォーカス:無限遠~無限遠より少しワイド寄り
手ぶれ補正機能無しの機種だと、今回のように1/10秒以下のシャッタースピードでは手ブレしやすくなりますので、撮影中はスマホをしっかりホールドし、特にシャッターボタンをタップする際にスマホが動かないよう気をつけた方が良いです。
失敗例にはなりますが、シャッタースピード1/8秒だとゆっくり開くタイプの花火は軌跡があまり写らないので、その場合はシャッタースピードを落とすのも手です。
また、背景の暗所に引っ張られて露出過多になると、フォーカスは合っていても花火の明るい部分がボケる傾向があったので、その場合はISO感度を下げたり、EV補正をマイナス調整にしても良いかも。
スマホによってはマニュアルフォーカス機能はないケースも多いですが、Zenfone Selfie や Zenfone 2 では花火撮影で問題になりやすいオートフォーカス機能を無効化できる点は大きなポイントです。
花火だから被写体距離は無限遠かなー。と思って設定すると意外とボケたりするので、その場合は少しワイド気味にすると良いでしょう。
尾を引くタイプの花火を実際に Zenfone Selfie で撮影した写真です。
花火の種類によってはなかなか思うように撮れないかもしれませんが、最近のスマホは連射性能が高いので、あとはとにかく枚数を撮れば、SNSにアップするには十分な写真が撮れるかもしれません。
花火専用モードがあってもいいかもしんない
一度マニュアル設定したら後から全部オートに戻さないと、オート撮影でも設定を引き継ぐようなので、切り替えがちょっと面倒なのが難点ですが、今回の方法を使えば、うまく撮れなかった花火がある程度撮れるようになると思います。
そういう意味では、日本向け、という部分を考えると花火撮影モードが用意されていてもいいのかもなぁ。とは思ったり。
Zenfone Selfie や Zenfone 2 には、暗所撮影で活躍する「ローライトモード」というモードがあり、解像度を犠牲にする代わりに肉眼では見えないものまで明るく撮影できる。など、映像処理に関してはかなり作りこまれている印象があります。
その手の技術が花火モードに応用されれば、かなりイケそうな気がします。
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