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薄くて軽くて扱いやすいモバイルバッテリー「EasyAcc PB10000CS」レビュー

 2024年8月9日

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香港 EasyAcc 社のモバイルバッテリー「パワーバンクPB10000CS」を1ヶ月ほど使った感想をレビューさせていただきます。

しっかりとした基本性能と軽さ、そしてシンプルな形状と薄さがバランスよくパッケージされた製品で、最近の大容量モバイルバッテリーの重さと扱いにくさに不満を感じている人には、たいへん面白い選択肢と思います。

※この記事は EasyAcc さまより製品をご提供いただいております。

10000mAhの大容量と200gを切る軽さ。シンプルな形状で扱いやすい

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いきなり中身の話になりますが、本製品は最近のバッテリーセルの大容量化を活かしたパッケージングとなっています。

重さは実測199g。10000mAhの容量でこの軽さ、というのは貴重です。
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軽いバッテリー、というと実容量が気になるところですが、3000mAhの Android スマートフォンを2回満充電してまだ余力がある程度、ということで、このクラスとしては良心的な存在です。

付属品は microUSB ケーブルと小冊子。ケーブルはかなり短め。
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短いUSBケーブルは意外と手に入らないので、便利と思います。

左から順に iPhone 6、PB10000CS、Xperia Z3。薄さに加え、最近のスマホとほぼおなじフットプリントですので、スマホに重ねる時の取り扱いはかなりしやすい部類。
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スマホへの充電時は、USBケーブルをつないで電源ボタンを押すだけ。2ポート合計で最大5V/2.4Aの充電に対応とのこと。
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バッテリ自体の充電端子は microUSB。入力は最大 5V/2A。

裏面はツルツルでなくマットな質感。形状も平らなおかげで、非常に座りが良い形状・質感です。ここは伝わりにくいですが、この製品の一番気に入っている点になります。
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残容量のLEDランプは4段階。(写真は3段階目まで点灯)
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機能・性能とも十分で、かつ、薄くて軽い、取り回しのしやすさ特徴のモバイルバッテリーと思います。

機器とケーブルを自動認識して電流量を調整する機能付き

本製品には、ケーブルや接続先機器を自動判別して電流量を調整する機能が搭載されています。

世にモバイルバッテリーはたくさんありますが、この自動判別についてはなかなか万能な製品はなく、色々とクセが出やすい部分でもあります。

そんな中で本製品は、スマホに付属のUSBケーブルで良いパフォーマンスが出せる、そういう製品でして、性能を活かすなら世にはびこる充電専用USBケーブルでなく、急速充電対応の高品質なデータ通信対応USBケーブルを使うのがオススメです。

最近はデータ通信が必要な急速充電規格も多いですし、持っていない人は1本買っておくと良いでしょう。

ただし、一部 Nexus 9 では充電専用USBケーブルの方が高い電流量を得られるなど、例外もあるにはありました。

規格上の出力電圧は5Vのみで QuickCharge 2.0 非対応。実測では4.6~4.9V 程度のケースが多かったです。

Anker Astro E5 16000mAh と比べて電圧はわずかに低め。電流量はケーブルによっては本製品の方が上のことも下のこともある、という感じで十分な充電性能を持っていると言えそうです。

最近のゴツいモバイルバッテリーに不満がある方に

取り回しがしやすい本体サイズ・形状ですし、付属の短いUSBケーブルを使えば、街中のテーブルが狭い飲食店でも邪魔にならない感じも高評価。スマホの下にさり気なく置いて充電できるのは、けっこう気に入ってる部分です。

軽さと大容量が両立された製品。ということで、2回くらい充電できれば十分な街遊び程度にはピッタリの製品なんじゃないでしょうか。

スペックからはなかなか見えづらいんですが、Anker 社の某製品と違ってツヤツヤではなくマットな質感。しかも四角い、というのも僕は利点だと思ってまして。使っていてうっかり滑らない、というのは地味に大きいと思います。

15000mAhオーバーの大容量モバイルバッテリーは目立つし大仰。というケースは個人的には多いので、重たいバッテリーを持ち歩きたくない時なんかに活躍すると思います。

海外では第2世代の新製品が登場しているようなので、そちらの登場も待たれるところです。

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