穴場の台湾グルメ夜市「遼寧街夜市」はとにかく美味しかった【オススメ】
日本人はおろか、そもそも観光客の居なさがヤバい!でも味はウマい!
だいたい台湾現地の人が行く感じのスポットですが、台北のグルメ夜市「遼寧街夜市(Liaoning Street Night Market)」の話しを書いておきます。
いろいろ巡りましたが、台湾旅行中で最高のご飯は間違いなくココだったんですよねぇ…。
遼寧街夜市は士林夜市のような観光夜市とは違い、「こじんまり」とした落ちついた夜市です。品質も値段も違う、大人の夜市といった雰囲気。
台湾観光で歩き疲れた身には、この静かさと狭さが嬉しいかもしれません。
平渓線観光で疲れた体を引きずって僕らが入ったのは、夜市の北西にある「鵝肉城美食大排檔」というお店。
店内の座席でも食べれた気がしますが、気分的に路上の回転テーブルで食べることにしました。
九份でのバスの待ち時間が長かったこともあって、席に着いたら夜の11時を回っていました。ゲヒー!。もう、夜食というか居酒屋メニューっぽい感じになっちゃいますよねー。
ここに来たら絶対に食べてほしいのが「タコの口の揚げ物(鹽酥龍珠/香酥龍珠)」。
日本にも「イカトンビ」とか「イカのくちばし」と呼ばれる珍味がありますが、食感的にはそっち方面の食材を使った料理になります。
揚げた「タコの口」を唐辛子、ピーナッツ、葱などと一緒に炒めて、味付けは胡椒なのかニンニクなのか、とにかく謎のサクサクパウダーが僕の遺伝子に直接「酒を飲め!」と命令してくる凶悪な旨さの食い物。帰国後もしばらく我が家の中で語り継がれるくらいの代物です。
お値段も180NTDとお手頃。このお店ではお安い部類のメニューでした。
あと、台湾と言えばビーフン(米粉)が美味いことで有名ですが、間違いなく!ここで食べた焼きビーフンは今まで食べた中で一番美味しかったです(相方もそう言ってた)。あまりに美味しくて写真を撮る前に平らげてしまい、アップの写真がありません。それくらい美味しかったです。
焼きビーフンは70NTDとかなりお値打ち。まぁ材料費安いですからねー。
あとは、わさび醤油で食べる「蒸しエビ」も絶妙な火加減で美味しかったです。
台南産の新鮮な海産物が食べられる夜市とは聞いていましたが、ここの蒸しエビは魚介の新鮮さにうるさい日本人でも驚くレベル。価格は300NTD。
まさに滋味。という言葉がしっくりくるような、疲れた体に染み渡る良い食事が食べられました。
予算はだいたい平均して1品200~300NTDくらい。1人2~4品+お酒という感じで見ておくと良いでしょう。
台湾は大体どこで何を食べてもおいしい国ですが、観光夜市で品質的に物足りなさを感じた方は、ぜひ、遼寧街夜市にも足を運んでみて欲しいと思います。
遼寧街夜市の場所はこちら。
九份(Jiufen)観光の帰りなら、バス停「九份老街(Jiufen Old Street)」から路線バス1062(基隆客運)に乗り、捷運忠孝復興駅(MRT Zhongxiao Fuxing Station)の1駅手前、臺大醫院(台安医院)駅で降りて歩くのが便利です。
- 基隆汽車客運 1062(バス路線図)
路線バス1062は金瓜石(Jinguashi)、瑞芳(Ruifang)も通りますので、そっち方面からでも同じ方法でアクセスできます。
知らない異国の地で、誰も降りないバス停で降りる。というのはちょっとした冒険気分で楽しいものですw
僕が行ったときは英語も日本語も通じない雰囲気でしたが、メニューには日本語が書かれていたので、必殺指差しオーダーでなんとかなるかもしれません。