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急速充電とUSB通信が同時にできるUSB 3.0ハブ「Inateck HB4011」レビュー【BC 1.2対応】

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周辺機器メーカーの Inateck より、急速充電と通信を同時利用できる USB 3.0 ハブ「HB4011」をご提供いただいたのでレビューいたします。

ACアダプタ不要のバスパワー方式ながら、USB充電器から補助電源も取れるという大変ユニークな製品です。

BC 1.2(Battery Charging 1.2)対応スマホ・タブレットの急速充電に使えるだけでなく、外部 DVD / Blu-ray ドライブなどの大電力が必要なUSB機器利用を想定した USB ハブとしても使える、大変便利な製品です。

内容物はこんな感じ。本体、取扱説明書と、必要な時に補助電源に使う microUSB ケーブルです。
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補助電源用の microUSB はこちらに付いています。スマホの充電や外部HDDなどの電力が必要なときだけ接続してもOK。
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今回は、主に格安スマホを中心に、色んなパターンでUSB接続・充電を試してみました。
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最も良い結果は、2A 出力のUSB充電器から補助電源を取って Honor 6 を充電した場合の「5V / 1.6 A」となりました。(PCとはUSB接続せず)
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仕様上は、全ポート合計で最大3Aまで給電可能ということで、複数ポート使用時は、その範囲内での充電となると思います。なお、その場合は、電源出力が十分な PC / Mac 本体の USB 3.0 端子に接続する必要があるでしょう。

ちなみに、PC と USB デバッグ接続しながらの場合は、若干出力が少し落ちてこんな感じに。
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それでも 1A 超えの出力。結果は凡庸に見えるかもしれませんが、本製品の最大のポイントは、これが充電器でなくUSBハブである。という点に尽きるでしょう

つまり、PC / Mac などで USB デバッグ接続中にも1A以上の急速充電ができるわけです。

アプリ開発やのっぴきならない事情で PC と Android を USB接続しっぱなしにしたいけど、バッテリー切れが心配。という用途には嬉しい USB ハブです。

また、トータル 3A の高出力を活かして Android Wear などの小物を複数同時に充電する用途に使ったり、USB が1ポートしかない Surface Pro 3 などでは、外出先でもモバイルバッテリーから給電できる USB ハブとしてかなり重宝しそうです。

とくに、外部給電機能の強力さは確かなものがありまして、驚いたのは、USB 3.0 対応の Blu-ray ディスクが1つのUSB端子だけで給電できた点。
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磁気・光学ドライブ系の周辺機器のなかには USB  3.0 の給電能力だけでは電力不足となるため、補助電源が必要になるケースもままありますが、USBハブ用にわざわざACアダプタを用意しなくても、スマホ・タブレット用USB充電器の空きポートからこのハブに電源を供給してやることで、こういった大きな電力が必要な機器を使える。しかも、モバイルバッテリーからも給電可能。というのは、なかなか面白いと思います。

iPad の同期と約1Aの充電の両立、など、USB 通信と充電を同時に行いたいケースというのもあろうかと思いますので、色々と面白い用途に使える周辺機器と言えるのではないでしょうか。

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