ZenFone 3はIntel Atom搭載モデルは無し。QualcommなどのSoCを採用予定
複数の海外メディアが報じるところによると、ASUSは6月発表予定の最新スマートフォン「ZenFone 3」シリーズについて、Intel 製プロセッサではなく Qualcomm などの SoC を採用・搭載する予定であるとのこと。
ZenFone 2 シリーズや ZenFone Max など、ASUS が昨年発表した Android スマートフォンのラインナップには Intel SoC を採用したモデルが目立ちましたが、ZenFone 3 以降は90%以上の製品で Qualcomm 製 SoC を採用する予定。残りの10%は Mediatek 製 SoC を搭載する模様です。
先日、Intel がモバイル向けプロセッサ「Atom」シリーズを収束させる見込みとの報道がありましたが、それと本件とは無関係とは言えなさそうです。
なお、次世代スマートフォン「ZenFone 3」シリーズは6月発表、8月発売の予定。世界6カ国で発売した後、他国でも順次リリースされる予定とのこと。
ASUS によると、ZenFone 3 シリーズでは売上高の3分の2を「ZenFone 3 Max」が占めるようになり、残りを ZenFone 3 と ZenFone 3 Deluxe で分ける形になる見込みとのこと。
現時点では日本国内でどのモデルがいつ発売されるのかは不明ですが、ZenFone 3 を狙っている人は、無印の ZenFone 3 だけでなく、ZenFone 3 Max や ZenFone 3 Deluxe の動向にも気を付けた方が良いかもしれません。
Intel SoC 搭載のスマートフォンやタブレットは、命令セットが異なる x86 向けの Android のせいで一部対応していないアプリがあったり、また、Play To や Google Cast のハードウェアサポートが不十分だったりするので苦い経験をした人もいるかもしれません。そういう人には、今回のニュースは喜ばしいのかもしれませんね。
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