ドコモのパケットパックの1GBあたり単価・シェア可否まとめ。ウルトラデータパックも2台目プラスの対象
ソフトバンクが発表した大容量パケットプランに対抗して、NTTドコモも新しいパケットパックを出してきました。
ドコモの新パケットパックは、大きく分けて以下の2種類となっています。
- 家族でデータシェア可能な「ウルトラシェアパック」
- 個人向けで、2台目プラス回線・デバイスプラス回線とのみデータシェア可能な「ウルトラデータパック」
ここでは、これらの新パケットパックも含めたドコモの最新パケットパックの一覧と1GBあたりの単価を、一覧表にまとめてみます。
プラン名 | 容量 | 料金 | シェア | 1GB あたり 単価 |
ウルトラシェアパック100 | 100GB | 25,000円 | ○ | 250円 |
ウルトラシェアパック50 | 50GB | 16,000円 | ○ | 320円 |
シェアパック30(※2) | 30GB | 22,500円 | ○ | 750円 |
シェアパック20(※2) | 20GB | 16,000円 | ○ | 800円 |
シェアパック15 | 15GB | 12,500円 | ○ | 833円 |
シェアパック10 | 10GB | 9,500円 | ○ | 950円 |
シェアパック5 | 5GB | 6,500円 | ○ | 1,300円 |
ウルトラデータLLパック | 30GB | 8,000円 | △(※1) | 267円 |
ウルトラデータLパック | 20GB | 6,000円 | △ (※1) | 300円 |
データLパック(※2) | 8GB | 6,700円 | △ (※1) | 838円 |
データMパック | 5GB | 5,000円 | △ (※1) | 1,000円 |
データSパック | 2GB | 3,500円 | △ (※1) | 1,750円 |
※1 同一名義の「2台目プラス」「デバイスプラス」回線とのデータシェアのみ可能。家族シェアは不可。(ウルトラデータLLパック、ウルトラデータLパックも2台目プラス、デバイスプラスの対象)
※2 取り消し線の3プランは、9月22日に新規申し込み終了。
※ ウルトラパックでテザリングする場合は、別途月額1,000円が必要。ただし、2018年3月末(予定)までキャンペーンで無料。
注目すべきは、新プランの1GBあたり単価が、ついに300円前後まで低下した点でしょう。
さらに、ウルトラデータパックが「2台目プラス」と併用可能なのも素晴らしい点です。1台あたり月10GB程度を安価に使いたい。という人は少なくないと思いますが、そういう人には「ウルトラデータLパック」がかなりお得感に見えるのではないでしょうか。
別途、カケホーダイの基本料金やSPモード利用料、シェアオプション料金も必要になりますので、トータルでは MVNO より安くなることはありませんが、それでも、音声・データの2回線で月間合計20GB使いたいというユーザーが、端末購入サポートや回線速度で劣る MVNO をわざわざ選ぶかはけっこう迷う、そんな衝撃的な料金とも言えます。
別記事でも触れるかもしれませんが、現在は、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)対応のSIMフリースマホに別途音声SIMを挿せば、2回線目のデータ専用回線での音声待受も可能になるわけですから、コストと回線品質の両方が気になる人は、これまでとは回線契約戦略が変わってくる。そんなポテンシャルを持ったパケットパックだと思います。
つかこれ、MVNO各社はどう対応するんでしょうね…。
参考情報: