リクルートIDを退会せずにPontaカードだけ退会する方法
何でも取り込んで肥大化を続けるリクルートIDですが、それと深く紐付いているPontaカードを退会する際の注意すべき点について書いておきます。
実は、去年の秋、Pontaがモリモリ貯まるリクルートカードプラスを発行したときに、なんやかんやと色々あって複数のPontaカードとリクルートIDを作るハメになったのですが、リクルートIDとPonta WEB会員とPontaカード会員は複雑な関係になってまして、これが複数こんがらがるとなかなか使いづらいし手続きもしづらいわけです。
ということで、リクルートIDは退会せずにPontaカード会員だけ退会できないか、方法を探してみました。
WEBから退会できそうだけど実は電話しないと退会できないPontaカード
Ponta カードを退会しようとする際、まず最初に思い付くのが Ponta WEB から手続きする方法でしょう。
一見、WEBから退会できるようにも見える Ponta カードですが、実は、Ponta WEB 会員の退会と Ponta カード会員の退会は全くの別もの。Ponta WEB 会員を退会するとリクルートIDも同時に退会となってしまうのです。
では、Ponta カード会員を退会するにはどうすれば良いのでしょうか。
結論から言うと、Pontaカードの退会はWEBからはできません。Pontaカスタマーセンターに電話をかける必要があります。(電話番号は以下リンク先で確認ください。)
Ponta WEB会員とリクルートIDを両方退会しないと、Pontaポイントを統合できない
Ponta カスタマーセンターに電話をすれば割と簡単な手続きで Ponta 会員からは退会できるのですが、ここで一つ罠があります。それは、Ponta ポイントの統合問題です。
Ponta ポイントを別の Ponta カードに移行するには、移行元 Ponta WEB 会員を退会してから移行先の Ponta WEB 会員にPontaポイントを合算する流れとなります。
しかし、先に説明したとおり、Ponta WEB 会員から退会する場合は、自動的にリクルートIDからも退会となってしまうため、移行元のリクルートIDを捨てなければいけなくなるわけです。
リクルートIDは、現在、リクルート社が運営する非常に多くのサービスと紐付いていることから、たかだかポイントカードの合算のためにこれらのサービスの利用履歴まで吹き飛ぶ、というのは、多くの人は望まないでしょう。
その上、現在では、リクルートIDは同社のクレジットカード「リクルートカード」とも紐付いているため、これを退会するというのは避けたい、というのが自然は判断ではないでしょうか。
ということで、リクルートIDを退会せずに Ponta カードだけ退会したい場合は、事前にPontaポイントを使い切っておくのを忘れないようにすることが大事です。