Amazonプライムビデオの画質・ビットレートの一覧表と、再生方法・使い勝手まとめ

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今回は、Amazon プライム会員向けの動画配信サービス「Amazon プライムビデオ」の再生環境と画質についてです。

管理人もいろんな端末でプライムビデオを楽しんでいるのですが、再生方法や端末によって意外と変わる画質や使い勝手の違いをここでは表形式でまとめておきます。

※ 表中の「スマホ連携」は、「Amazon プライムビデオ」アプリから「Fire TVで観る」コマンドでテレビに連携できる機能への対応状況。「-」はテレビに接続して使用しない端末のため評価外とする。
※ 表中の「オフライン」は、作品をダウンロードしてオフライン再生できる機能への対応状況。

 端末

再生方法

最高画質安定性
(5点中)
操作性スマホ
連携
オフライン
FireTV4K UHD5×
FireTV Stick
(デュアルコア)
HD
(1080p)
4×
FireTV Stick
(クアッドコア)
HD
(1080p)
5×
FireタブレットHD
(1080p)
5-
(※1)
Wii UHD
(※2)
5××
PS3HD
(1080p)
5××
PS4 / PS4 ProHD
(1080p)
5××
iOS
(iPhone
iPadなど)
HD
(1080p)
5-
(SDのみ)
AndroidSD
(※7)
5-
(SDのみ)
PC上のChromeHD
(1080p)
3~5
(※3)
××
PC上のEdgeHD
(1080p)
5××
Chromecast再生不可
(※4)
2---
Nexus Player再生不可
(※4,5)
2---
Air Play(※6)2--

※1 第2世代 Kindle Fire はSD画質のみダウンロード可
※2 実機確認しましたが、1080pまで画質が上がったことが無い。反論ある方、コメント欄にてご報告ください。
※3 非力なPCだと1080p再生時に一瞬止まることが多い。それが無い環境なら安定。
※4 Google Castでスマホから全画面キャストすれば再生可。ただし画質・フレームレートは下がる。
※5 以前はXDA Developers で公開されている怪しいアプリで再生可だったが、Android 7.1.1 で再生不可に。
※6 不安定でアプリ・iOSの再起動が必要になる場合あり。画質・フレームレートも下がる。
※7 ごく一部の端末で1080p再生が可能になっているケースが確認されている。

まとめると、プライムビデオを高画質で安定して楽しみたいなら、基本的には Fire TV / Fire TV Stick(2017)か、PS 4、iPhone、iPad、Fire タブレット、Chrome などのWEBブラウザでの視聴がオススメ。また、SD画質縛りの Android スマートフォン・タブレットでの視聴もそんなに苦にならない印象ですので、Android も選択肢に入れて良いと思います。

一方で、Nexus Player や Chromecast などを使ったトリッキーな視聴方法では、再生が安定しないケースが多く、楽しめないと思います。

画質と再生に必要なビットレート

プライムビデオの再生に必要なインターネット接続の回線速度(ビットレート)は、以下が目安です。

  • SD画質:900kbps
  • HD画質:3.5Mbps
  • HD画質(1080p):7.5Mbps
  • 4K UDH画質:最低15M~25Mbps

これはあくまでも目安というか、映像自体のビットレートで、実際に高画質モードになるには、上記の速度よりも回線状況に余裕が必要なケースが少なくありません。回線速度がギリギリで高画質にならない場合は、再生環境を変えると高画質になるケースもありますので、色々試してみると良いかもしれません。

例えば回線が細く非力なマシンでは、Edge よりも Chrome の方が高画質になりやすいけど、安定性は Edge の方が上。とか、Fire TV シリーズよりもPCのブラウザの方が高画質モードになりやすい、などの細かいノウハウは結構あります。

再生環境を変える場合は、各再生環境毎に画質の上限が決まっていますので、そこは意識しましょう。

ダウンロード時の容量

ダウンロード可能な端末で確認した場合のダウンロード容量は以下のとおりです。(作品によって前後します)

  • HD画質:0.6GB/時
  • HD画質(1080p):1.8GB/時
  • 4K UHD画質:5.8GB/時

参考情報:

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