PdaNetでテザリング。の設定方法(Windows + USB)
Androidで3G・4G・Wi-Fiをテザリングできるアプリ、PdaNet。
rootを取っていなくてもテザリングできる事で有名なPdaNetなんですが、USB接続時はPC側にUSBドライバが必要です。
今回は、そのドライバインストール手順と、インストールエラー時の対処について書きます。
※ USB テザリングなら以下のアプリもオススメです。
※2012/8/24 代替アプリKlinkへのリンクを追記
PdaNetはWindows・Macの両方に対応しており、また、接続方法もUSB・Bluetoothから選べます。
組合せにより記事分割してありますので、他のOS・接続方法の場合は以下へどうぞ。
- Windows + Bluetooth
- Mac + USB
- Mac + Bluetooth(不安定なため公開中止)
PdaNetをUSBで使う利点
- Androidを充電しながら使える
- Bluetoothに比べて高速
- 有線の方が安定してるような…
Windows用PdaNetドライバのインストール手順
まず、Android側で「設定」→「開発」→「USBデバッグ」にチェックを入れ、PCとAndroid端末はつながずにインストールを始めてください。
次に、以下から、Windows用インストーラー(32bit or 64bitのどちらか)をダウンロード。
http://junefabrics.com/android/download.php
インストーラーを起動し、「Next」を押して進みます。
下の画面が出る場合は、タスクマネージャー→「プロセス」→「adb.exe」を終了→「OK」クリック
下の画面で、Android端末のメーカー選択→「OK」
下の画面で「このドライバーソフトウェアをインストールします」をクリック
ドライバインストールと、AndroidへのPdaNetのインストールが始まります。
待ちましょう。
インストールが終わると、以下画面になります。
SMSのPC連携が不要な場合は「Display Incoming SMS on computer.」のチェックを外してください。
「Finish」で完了です。お疲れ様でした。
使い方
パソコンとAndroidをUSBケーブルで接続し、Android側でPdaNetを起動。
→「Enable USB Tether」をタップ
その後、タスクトレイのPdaNetアイコンを右クリック→「Connect Internet」クリック。
使う時はこれだけです。
PC側では「PdaNet Broadband Connection」として認識されます。
インストールが途中で止まってしまう場合の対処方法
上記画面のように、"Installing PdaNet to your phone…” で止まってしまう場合は、Windows側のHTC Syncなどとの競合が考えられます。
特に、固まっている最中、タスクマネージャーの「プロセス」に「adb.exe」がある場合は、端末メーカー配布のアプリケーションと競合している場合がありますので、Windows側から当該ソフト(HTC Syncなど)をアンインストールし、もう一度、PdaNetをインストールしてみてください。
また、Android SDKを導入している場合もadb.exeと競合する場合があるようです。その場合はadb.exeを終了させ、PdaNetを再インストールしてみてください。
実は…
PdaNetとか、かなり今さらなんですが、最近、ふと興味本位でAndroidをPC/Mac用の無線LAN子機にできないか。と思い色々調べたんですね。結果、無料アプリではこれが一番安定してるかなぁ。と思いまして。
Wi-Fiルーターにするなら、Android公式テザリングがいいのかなぁ。とは思いますが。
Wi-Fiをテザリングする事もできる
普通テザリング。というと、3G・4Gなどのテザリングを思い浮かべるかもしれませんが、PdaNetはAndroid側の上流回線に縛りがなく、
Wi-Fiアクセスポイント→Android→USB接続→PC
という使い方もできます。つまり、Androidを無線LAN子機として使う事もできるわけです。
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