晴れ男・晴れ女の仕組みが、ついに明らかに

 2024年8月9日

Blue sunny sky

先日、ふとしたことから、どうして「晴れ男」が生まれるのか、その仕組みが僕の中で解明された気がするので、記念にいろいろとメモしておく。

わざわざ説明する必要もないだろうけど、「晴れ男」っていうのは、「オレが外出する時って、いつも晴れるんだよねー」というぼんやりとした自信を元に、なんだかお得な気分で毎日を幸せに暮せちゃう、ある種、原始宗教の一形態と呼んでも刑法には引っかからない、そんな感じの概念。嘘ニュースじゃないから通報しないで欲しい。皆様の温かい目と優しさで生きながらえている未検証の俗説とも言えるものです。

恐らくは、太古の昔から現代に至るまで、ボクってワタシってば「晴れ男」「晴れ女」なんだよねー。と信じていた人は結構いると思われるのだけど、僕もそんな「晴れ男」を自認する1人でして。

天気予報が雨でもわりかし降られない。参列した結婚式では雨なんか一度も降ったことがない。もちろん、雨季の東南アジア旅行中ですら当然のように1滴も雨に降られない。といった感じで、晴れ男ぶりを証明するエピソードには事欠かない。まさに「オレ伝説」なわけです。

ところが!そんな、激しい晴れ力(ぢから)を持っている僕がどれだけ力説しても、嫁氏は僕の言うことをまるで信じない。うさいくさい呪術師でも見るかのような視線を送ってこられて大変に迷惑してるわけ。

ほら、僕って男はとっても正義感が強いから、こういう嫁氏の姿勢は問題だなーと、常々思ってまして。で、昨日、烈々たる闘志を燃やしましてですね、食卓でさり気なーく嫁氏にお伺いを立てたところ、なんと!逆に「晴れ男」論の根幹を揺るがすような反論を雨霰のごとく喰らい、図らずも返り討ちにあってしまったのです。

で、その時の嫁氏の指摘ってのが、これがなかなか的を得ていて、どうにもこうにもだったので、まとめておきたくなったワケ。

  1. 晴れ男って言うけど、雨の日は表に出てないだけじゃん
  2. ひろもさん、低気圧マンだから無意識に天気を予測してる気がするんだけど?
  3. 時間に自由が効くし、気分屋だから、雨を察知して予定変えてない?
  4. ひろもさん、ちょっとの雨なら傘ささずに歩くよねー
  5. というか、建物の中にばっかりいるよね?
  6. あと、都合の悪いことは忘れるの早いよねー

まったくもってガッチガチの論陣。

確かに僕は気分屋さんだし、低気圧マンでもあるので、天気が悪くなりそうなときは表に出たくない。合ってる。あと、今、雨が降ってても、天気が良くなりそうなときは調子がいいから表に出る→晴れる。みたいな部分も確かにある。つか、それ以前の問題として、雨雲レーダーとかめっちゃ見てることに気が付いた。

その他の細かい部分は、まぁ、恨みつらみとか小言みたいなものだから無視するとしても、総じて的ハズレなことは言ってはいない気がするんだよね。

確かに、「晴れ男」「晴れ女」というものを集団として見た時、たとえばある1つの地域ではかなりの人数で1つの天気を共有しているわけで、あとは「雨男」や「雨女」が存在している事も考えれば、仕組みとしては、晴れたり晴れそうなときに動きが活発になる集団がいる、って考えるのが自然。人間側は基本的にパッシブ、つまり、天気を変える力はない。と考えた方が腑には落ちやすいんだよね。

ということで、晴れ男、晴れ女ってのは、結果論なのかもしれないねー。と、嫁氏に言いくるめられた。というお話でした。

そう考えると、「晴れ男」「晴れ女」の真の姿ってのは、低気圧マン、低気圧ちゃん、かつ、天気が悪くなりそうなときは、それを予見して表に出ない、あるいは寝込んでいる。なんて人なのかもしれないなー。と。

※2019/10/25 文章ブラッシュアップ

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この記事へのコメント(1件)

  1. 雨漏カナ says:

    7年前

    晴れて雨男の仲間入りですね。

    笑いました

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