PdaNetでテザリング。の設定方法(Windows + Bluetooth)
Androidで3G・4G・Wi-Fiをテザリングできるアプリ、PdaNet。
rootを取ってなくてもテザリングできる事で有名なPdaNetですが、前回のWindows+USB編に引き続き、今回はWindows+Bluetoothの設定方法を書いていきます。
PdaNetはWindows・Macの両方に対応しており、また、接続方法もUSB・Bluetoothから選べます。
組合せにより記事分割してありますので、他のOS・接続方法の場合は以下へどうぞ。
- Windows + USB
- Mac + USB
- Mac + Bluetooth(不安定なため公開中止)
PdaNetをBluetoothで使う利点
- ケーブルレスで使える
- Wi-Fiに比べてバッテリをあまり喰わない
- Android端末へのUSB給電によりノートPCのバッテリを喰われずに済む
Bluetooth DUN(BT-DUN)ペアリング
ここでは東芝Bluetoothスタックでの手順を示しますが、Windowsでは搭載Bluetoothスタックの種類により、Bluetooth設定の手順が異なります。
※ Windows 7標準スタックの場合、こちらのサイトが参考になります。
※ WIDCOMM・Windows XP・BlueSoleilのBluetoothスタックを使っている場合は、公式サイト(英語)が参考になります。
↓手順開始↓
まず、Android側でBluetoothをONにし、PdaNetを起動
→「Enable Bluetooth DUN」→「はい」
PC側のBluetooth設定から「新しい接続」→「エクプレスモード」→「次へ」
(ここから先はダイヤルアップ設定まで、「次へ」・「はい」)
デバイスが見つかったら「次へ」
対象デバイスを認証しますか?→「はい」
パスキーがPCとAndroidで一致する事を確認。「はい」
Android側「ペアを設定する」
PC側。モデムの詳細設定→「次へ」
ダイヤルアップ接続先の画面で、電話番号に「123」を設定。
規定のダイヤルアップ接続先は、お好みでチェックを外す→「完了」
以上で設定は完了です。
使い方
「Bluetooth設定」に新しく出来たアイコンを右クリック→「接続」
→「接続」
→「ダイヤル」
以上です。
BT-DUNよりBT-PANやUSB接続の方が安定してるような…
手元の環境では、上記のダイヤルアップ接続→切断を繰り返したり、長時間使っているウチに挙動が怪しくなる事がありました。環境によっては大丈夫なんでしょうけど。
マニュアルモードで再ペアリングして、PCを再起動するとちゃんと動くようになった事もあります。
手元のAndroid端末はアプリを入れなくても標準でBT-PAN対応してるんですが、そちらではこんな事はなかったのでちょっと気になります。
Wi-Fiをテザリングする事もできる
普通テザリング。というと、3G・4Gなどのテザリングを思い浮かべるかもしれませんが、PdaNetはAndroid側の上流回線に縛りがなく、
Wi-Fiアクセスポイント→Android→Bluetooth接続→PC
という使い方もできます。つまり、Androidを無線LAN子機として使う事もできるわけです。
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