【WordPress】自動でリビジョン削除とデータベースを最適化できるプラグイン「Optimize Database after Deleting Revisions」
長期間WordPressサイトを運営しているとデータベースにゴミが溜まってきますが、それをスッキリお掃除できるプラグイン「Optimize Database after Deleting Revisions」を紹介しておきます。
一度設定すれば、あとは定期的に自動でお掃除をしてくれる、非常に便利なプラグインです。
たまったリビジョンを定期的に削除してデータベースを最適化してくれる
WordPressには、編集中の記事を自動保存してくれる「リビジョン機能」があります。
WordPressの「リビジョン機能」は、更新履歴や差分の確認など大変便利な反面、放置すると大量にデータが溜まってしまい、サーバー容量を圧迫したり、バックアップの負荷上昇要因にもなりがちです。
世の中には、リビジョンを削除したり無効化できるプラグインが色々存在していますが、今回紹介する「Optimize Database after Deleting Revisions」は、以下の3点が大変優れています。
- 指定した日数の最新リビジョンだけ残す機能がある
- ついでにデータベースの最適化もしてくれる
- 定期的に自動でリビジョン削除・データベース最適化できる機能がある
リビジョン機能を停止しなくても、負荷対策がまとめて自動でできる便利なプラグインと言えるわけです。
プラグインのダウンロードはこちらから。
おすすめ設定
というわけで、「Optimize Database after Deleting Revisions」のオススメ設定を載せておきます。
- Delete revisions older than:この日数より古いリビジョンを削除
→ 60 日 - Delete trashed items:ゴミ箱に捨てたアイテムの削除
→ チェック - Delete spammed items:スパム扱いにしたアイテムの削除
→ チェック - Delete unused tags:使われていないタグの削除
→ チェック - Delete expired transients:期限切れのトランジェント(DB上の一時記憶)の削除
→ チェック - Optimize InnoDB tables too:データベースの最適化
→ チェック - Schedule:スケジュール
→ run optimization WEEKLY(毎週) - Time:時刻
→ お好みの時刻を選択 - Show an icon in the Admin Menu:管理画面にアイコンを表示
→ チェック
ポリシーにもよりますが、だいたいこんな感じかと。
その下は、チェックを入れたテーブルを最適化しなくする設定です。全部空のままで良いでしょう。
設定が終わったら「Go To Optimizer」へ。
「Start Optimizaion」を押すとリビジョンの削除と最適化が始まります。慎重を期すなら、事前にバックアップを取っておきましょう。
204MBあったデータベースが86MBまで小さくなりました!
うちの総記事数は1,700も無いくらいですが、15,000ものリビジョンを削除できました。
これまで、リビジョンを敢えて残すポリシーで運営してきた当サイトですが、流石に9年近くも運営していると、ゴミが増えて来るんですよね。
うちほど長く運営しているサイトもそう多くはないと思うので、実際にはここまでの効果は無いケースが多そうですが、一度設定してしまえば自動で最適化をしてくれる。ということで、何かと便利なプラグインと思います。