離れた場所の特定の音を自動認識してスマホに通知するアプリ「Sound Alert」
別の部屋や建物など、離れた場所の家電や機械の動作完了音などを自動で検知して、スマホへ通知してくれるアプリ「Sound Alert」を紹介します。
洗濯機が終わった、食洗機が終わった、玄関の呼び鈴が押された、警報機が鳴った、電子レンジやオーブン、ガスレンジの調理が終わった、など、色んな生活音を自動検知してクラウド経由で他のスマホに通知してくれる、結構便利なアプリです。
最初に悪い話しを言っておくと、こちらのアプリ、めちゃくちゃお高いのが欠点なのですが、いちおう回避方法もなくはないので、その辺も最後に触れておきます。
インストールはこちらから。
アプリを起動したら、右下の「SIGN UP」からユーザー登録が必要です。
適当なユーザー名、メールアドレス、パスワードを入れて、チェックボックスにチェックを入れたら「CREATE ACCOUNT」をタップ。
アプリが起動したら、左下の「Add Sound」から設定画面を開きます。
初期状態では、「煙探知機」と「一酸化炭素検知器」の警告音にのみ対応していますが、それ以外の音を録音して覚えさせることもできます。
ここでは例として「Doorbell(呼び鈴)」を登録することにしてみましょう。「NEXT」を押していくと、
音を覚えさせるモードになるので、この画面になったら呼び鈴をスマホに聞かせます。
録音が完了したら「NEXT」を押します。
その後、メイン画面に戻って「TAP TO DETECT」を押せば、
音の監視が始まります。
呼び鈴が鳴ったことを検知すると下の画面になり、バイブとLEDのフラッシュで教えてくれます。もちろん、スマホをスリープしても音を監視してくれるので安心。
複数端末に Sound Alert アプリをインストールし、同じアカウントでログインしていれば、他の端末にも通知が飛ぶので大変便利です。
体験版は10回しか使えないけど、回避方法もある
勘のいい人はお分かりかと思いますが、検出画面に「9x Detection Remains」と出ていることからも分かる通り、こちらのアプリは無課金だと10回までしか使うことができません。そして、10回使った後は煙探知機の警報の検知しかできなくなってしまうのです。
じゃあ課金、と思って見てみると、こちらのアプリ、なんと!お値段は9,500円。高すぎて、ちょっと普通買わないレベルの金額なのです。しかも、なんとなーくクラウドサービスの継続性に不安を感じなくもない会社さんのアプリなので、お金を払っても長く使えるかどうかちょっと心配。
ということで、なんかいい方法ないかなー。と思って探してみたところ、「Sound Alert」アプリのストレージを削除するか再インストールすれば、再度、10回使えるようになることが分かりました。
ただし、その都度、検出したい音を覚え直させる必要があるので、かなり面倒です。ひょっとすると、Helium みたいなアプリデータごとバックアップしてくれるアプリで都度復元すればその作業も不要な気もしますが、やってないので分かりません。
個人的には、よくできてるアプリだと思うので、せめて1,000円くらいまで安くならないかなぁ、とは勿体なく思うわけです。
今回は試しませんでしたが、この他、通知に関してははPebbleなどのスマートウォッチとの連携も可能です。ただし、Pebble との連携時は、専用アプリのインストールが必要となります。
いやー、それにしてもこの手のアプリって他にもあるんですが、更新日が新しいものがなかなか無くて。本当にもったいないなー。と。次に試すなら Sentector かな…。