コスパ高め。名古屋初上陸の「寿司の美登利」に行ってみた
東京で有名なあの「美登利寿司」がついに名古屋に出店したと聞いたので、遅ればせながら、どれどれと試しに食べてきました。
場所は、名古屋駅のJRゲートタワー12階レストランプラザ。東京以外では初めての出店になるそうです。
正確なお店の名前は「梅丘寿司の美登利総本店 名古屋店」。安くてボリュームがあるリーズナブル系のお寿司屋さんになります。
本当はお昼ご飯を食べに出かけたつもりだったのですが、こちらのビル、下のフロアがショッピングフロアになっており、エスカレーターを乗り換えるたびに誘惑されまくった結果、お店に着いたのは昼の3時半ごろ。昼なのか夜なのかよく分からない時間になってしまいました。
というわけで、狙ったわけではないのに、たまたま一番空いている時間に到着。行列は少なめで、7組ほどが店の外に並んでいました。
待っている間、店舗の外でメニューを見ることができました。明朗会計のお店のようです。
おすすめも貼り出されていて分かりやすい。ふむふむ。
持ち帰りコーナーもあります。こちらは並ばずに購入できるとのこと。
E-Parkの予約システムで予約票を出し、呼び出しメールが来てから10分弱で入れました。便利。
たまたまカウンターが空いたのでカウンターへ。カウンターは20席程度。ネタケースにネタが並びます。他に座席もあり、板さんは5~6人くらいだったような。
お通しが出てきたのでとりあえず飲み物を注文。大人の事情で詳細は書けませんが、銘柄はオリジナルで、量・質・値段のバランスがなかなか良い感じ。食事に合う雑味のある味わいです。プレミアム版もあり、そっちはもう少し淡麗な感じ。お好みで他の種類も選べます。
まずはおつまみから。特売の「鯛のかぶと煮」。ゼラチン質が美味しい。
三点ポン酢。タコぶつ、あん肝、赤貝のひも。貝が美味しかったです。
あと、もうひとつなんか頼んだけど失念。
気持ちよくなったところでお食事へ移ります。こちらは名物の「大名さば」。変わった形が特徴。
鱧にぎり。芽ネギと梅肉ソース添えで。
大赤海老。
カニ。
ウニ軍艦。
いくら軍艦。わりかし粒がしっかり。
まぐろ赤身と中トロ。
最後はつぶ貝、カンパチ、たまごで〆です。
他にもなにか頼んだ気もしますが、食事はだいたいこんな内容を2人前、それと300ml × 2本の飲み物とで、10,000円弱のお会計。1人ギリギリ4000円台ですから確かにリーズナブル。
1点注意したいのは、こちらのお店、基本的に1品の量がけっこう多めということ。おつまみの量も多いですし、ネタも大きめ。少しずつ様子を見ながら注文しないと、この日の僕らのように食べすぎてしまいます。そういう意味では、適量なら1人3000円台で軽く食べ飲みできる店かもしれません。
あと、握りのセットメニューもあるので、それなら1人2000円弱~3000円前後でもお食事はできる雰囲気です。
印象的だったのは、カウンター・フロアともにかなり忙しそうだったにもかかわらず、板さんがかなり気を配ってくれたこと。そのおかげもあって、十分に食事を楽しめました。
食事の品質に関しては写真を見て判断してもらうとして、僕は多くは語りませんが、一応、この日は日曜日だったということと、それでも、総じて立地も含めた適正価格で楽しめる店だったという評価。訳の分からないチェーン店で4000円払うくらいならこっちに来たほうが断然良い。という感じ。
タワーズ系というかJRセントラルビル系のレストラン街って、値段ほどは美味しくない、というイメージがある僕ですが、この立地でこれなら、他が思いつかないときや冒険したくないときのフォールバック先としてはアリでしょう。
曜日の絡みもあってか、総じて寝かせモノの方が良かった気がするので、今度は平日に再訪したいかな。とは、思います。そうすると、また評価も変わってくるかもしれません。
好きな寿司居酒屋は他にも何軒かあって、コスパ的にもここが一番とは思っていませんが、小安く寿司飲みしたいときや安定感が欲しい時などには、今をときめく名駅という立地を考えれば、十分にリーズナブルなお店と言えそうです。
余談ですが、板さんの内、東京から来ている人は今は1~2人で、他は名古屋で雇用しているとのことでした。東京からのおみえの方はわざわざお疲れ様です。