知られざるIKEAの返品・返金・交換ポリシー(レシート無しの場合など)
今回は、ちょっと検索してもなかなか見つからないであろう、IKEA の細かな返品・交換ポリシーについてまとめておきます。
返品・交換には原則レシートが必須
まずは、基本となるIKEAでの返品・交換の条件をまとめておきます。
- 返品・交換には購入時のレシートが必須
- 店頭での返品・交換は、その商品を購入したIKEA店舗でのみ可能
- 購入から365日以内、未使用で商品に問題がなければ返品が可能(例外商品あり)
- 枕、掛け布団、マットレス(以下、寝具と記載)は、90日以内なら同種の他商品と交換が可能
- 交換時の差額は、ギフトカードで返金
- クレジットカード決済で購入した商品の返品時は、カード名義人本人が決済時のクレジットカードを持参するが必要ある
クドいようですが、IKEAでの返品・交換には購入時のレシートが原則必須です。というのは、システム上、返品カウンターでの返品処理時にレシートに書かれているコードから購入時の価格を拾う仕組みだからです。
では、レシート無しの場合はどうなるのか?という部分を次にまとめておきます。
レシート無しでの返金・返品処理について
条件は明かせませんが、IKEAは例外的にレシート無しでの返品に応じる場合があります。
以下に、その際の基本的なルールを書いておきます。
- レシート無しでの "交換" はできない。一旦、ギフトカードで返品処理 → 再購入の流れとなる
- レシート無しでの返品時は、購入時の価格ではなく、直近1年間の最安販売価格で精算される
- 例外的に、直近1年間の最安販売価格ルールが適用されない場合もある
- ある程度の購入日を覚えている必要がある
- 金額分がチャージされた「REFUND CARD(リファンド カード/リターンカード)」で返金される
よくセールなどで価格が変動することも多いIKEAなので、返品時に商品だけを持ってこられても一体いくら返せば良いのか分からない、というのは店舗側の視点で見れば間違いなくあります。ですから、購入金額の確認用にレシートは必須なわけです。そして、レシートが無い場合は直近最安値でのリファンド、というのは、まぁ、合理的な扱いと言えそうです。
リターンカード/リファンド カードについて
IKEAで返品すると、現金での返金ではなく、「REFUND CARD(リファンド カード/リターンカード)」というIKEAでのみ使えるギフトカードでキャッシュバックされます。これは、交換による差額が発生した場合も同様です。
リターンカードは、IKEAギフトカードのようなプリペイドカードですが、再チャージできないなどの違いがあります。
以下に特徴をまとめておきます。
- リターンカードは再チャージ不可能なプリペイドカード
- リターンカードの残高の有効期限は3年間
- 発行されたリターンカードは、IKEA全店で利用可能
- リターンカードは、利用残高がゼロになると、店舗に回収される(経験上)
なお、返品・交換についての最新情報は、IKEA の公式情報や電話サポートなども確認した方が良いです。
事前の噂ではIKEAのアフターサービスはかなり悪いと聞いていたのですが、結論から言えば、全然そんなことはなく、その満足度はかなり高いものでした。
関係ないですが、IKEAのシングルサイズって国内ではセミシングルと呼ばれているサイズなんですね。幅が100cmじゃなくて90cmという。セミダブルやダブルは一般的なサイズなので問題ありませんが、購入するときは気をつけてください。