【スプラトゥーン2】写真みたいなドット絵を投稿できる「Splatpost Printer」ってシステムが存在する
けっこう既知かもですが、スプラトゥーン2のハイカラスクエアの投稿には、どう見ても写真を機械的に変換したとしか思えない、見事なドット絵というか画像がアップされていることがあります。
個別の画像それぞれについて、それがドットの手打ちなのか、それとも機械的に書いたものかは不明ですが、例としては、こんな感じの投稿のことですな。
で、こういうのってどうやってるのかな、と思ったら、USB開発キットを使ってWii U向けのポッ拳専用コントローラーのフリをして、ニンテンドースイッチに半自動的でドット打ちさせるプログラムが GitHub に公開されていることが分かりました。
Splatpost Printerの使い方は、こちらの動画が詳しいです。
(10) How To Use Shiny Quagsire's Splatpost Printer (Make Awesome Splatoon 2 Drawings) - YouTube
この動画やGitHubのREADMEによると、流せる画像データは1bit RAWデータ。つまり、白黒2値。画像をもとに、その画像専用のドット打ちプログラムを生成して、開発キットに流し込んでいる様子。
最初にアナログスティックなどで位置合わせが必要なため、完全な自動化とはいきませんし、ドット打ちには1時間程度の時間がかかるそうですが、なるほど、これはかなり面白い仕組みです。
ちなみにこの仕組み、ニンテンドースイッチのシステムアップデート v3.0.0以降でコントローラーのサポートが広がったことにより可能になったとのこと。
ニンテンドースイッチのコントローラーは、単純な接続だけでなく充電時も、色々とネゴシエーションとかをしている雰囲気はありましたが、こういうトリッキーなことをするには、何かと面倒な仕組みとなっているようです。