自由自在、強力吸盤の車載スマホホルダー「Easy One Touch 2」レビュー
わりといまさら感のある製品ですが、先日購入した車載スマートフォンホルダー「Smart Tap EasyOneTouch2」が非常にいい感じだったので、オススメがてらレビューしておきます。
シボがある場所にもよく付く超強力な粘着吸盤、角度と長さと向きを自在に変えられる機構、手ネジで止める堅実な可動箇所、しっかりとした肉厚のプラスチックパーツが特徴の、大変よくできた車載ホルダーです。
値段は少しだけお高めですが、その価値が十分あるホルダーと思います。
「Easy One Touch 2」はスマホ取付の自由度の高さが特徴。秘密は、ほぼ全方向に動かせる球体関節のスマホ取付部分と、
このように、
奥行き・仰角を個別調整できるスタンド機構にあります。
この3点のおかげで、まるでデスクに取り付けるディスプレイアームのように、好きな位置に好きな角度でスマホを固定することができるのです。
これらの可動箇所の固定方式はすべて手ネジ。力の掛かるプラスチックパーツはちゃんと肉厚なので、安心感があります。
あと、車載ホルダーといえば、外せないのが吸盤の性能ですが、
よく考えられた形状の粘着吸盤で、かなりの安定感。好評価です。
シボのある面への設置時など、万が一、吸着に不安があるという場合でも、レバーを2段階目までロックすれば超強力吸着できるのもポイント。ちょっとしたシボ有りなら1段目まででも安定しちゃいますが、ダメなときの事を考えてあるのは良いことです。
対応するスマホサイズは、幅55mm~87mmまで。
取り付け時は、スマホをホルダーに押し当てるだけ。ワンタッチでロックしてくれます。
取り外すときは、レバーを両側から押すと、
ロックが外れる仕組みです。
下部ホルダーは、出荷時は中央にセットされていました。「充電端子が塞がれちゃう!合わない!」と慌てるかもしれませんが、
下部ホルダーは可動式。充電端子だけでなく、ヘッドホン端子との干渉も避けられます。
左右のアームは小さめだから、ボタンとも干渉しにくいです。当然 iPhone 7 / 7 plus のボタンとも干渉しませんし、
Huawei P9 も問題無し。多分P10もいけるような…。
Xperia Z2 / Z3 / Z4 / A / A4 のようにサイドボタンと干渉してしまう機種もあり、その手の機種では使えないことになっていますが、中には、工夫して使っている人もいる模様です。
比較的新しい設計のホルダーということで、大画面タイプのスマホでも安心して使えるのは嬉しいところ。サイドボタンとの干渉には気を付ける必要がありますが、そこさえクリアになれば、サイドロック型の割には機種変時に泣く機会が少なそうなスマホホルダーといえます。
あと、写真は撮り忘れましたが、カンタンに横画面にすることもできるので、スマホをナビにするときにも大変便利です。
サイドロックが小さめのためスマホの下の方が少し浮く気はしますが、このあたりは、スマホのサイドボタンとの干渉とのせめぎ合いになりますので、これはこういう仕様だと理解して使った方が幸せかもしれません。
今回、あまりうまく説明できた気がしませんが、とにかく、全般的によく考えて丁寧に設計されている、という印象です。
車載スマホホルダーというものはどれだけ頑張っても当たりハズレがある製品だとは思うので、100%絶対に大丈夫です、とは言い切れないのがなんともですが、そんな中でも、大部分のユーザーが満足できるよう、丁寧に考えられている製品ということで、個人的にはかなりオススメできる製品と思います。