パナの電話機・インターホン子機用の中継アンテナ「KX-FKD3」を設置してみた
意外にも古風な僕は、スマホの通知音とバイブは常にOFFにして静かな毎日を過ごしているわけですが、例外的に、自宅の電話機とインターホンだけは常に音が鳴るようにしています。リアル重視というわけです。
で、昨年に新居に越してきて困ったのが、1Fから2Fへ意外と電波が飛ばないこと。
自宅の電話機は1.9GHz帯のJ-DECT方式なので、あまり電波の心配はしていなかったのですが。どうも、2Fの隅にある書斎の電話の子機がたまに圏外になっており、鳴らないことが頻発していたようなのです。
近い将来、パナのスマートフォン対応のテレビドアホンに買い換える予定もあるのですが、この調子では、ドアホンの電波が飛ばなくてかなり困ることになりそう。
ということで、買ってきたのがこちら。パナソニックの中継アンテナ「KX-FKD3」です。
パナソニックの電話機だけでなく、インターホンのワイヤレスモニター子機の電波の中継にも使えるということで、幅広い機種に対応する中継アンテナになっています。
中継アンテナは1台だけでなく、最高2台まで連結して使用可能。3階建てでも各フロア毎に電波を吹けます。
登録は簡単。電源をつないだら、中継アンテナ側の登録ボタンを長押しして、
ランプが点いたら、
電話機側から中継アンテナの登録処理をするだけです。
最初は「子機増設」機能で登録できると勘違いして、プロトコルエラーが頻発しましたが、正しくは「中継アンテナ設定」でした。
一度登録したら、電源を抜いても接続先を覚えていてくれます。最後に2Fの情報ボックスに中継アンテナを置いて設置完了です。
ちなみに背面には取付金具が用意されており、
付属のネジと金具で壁付けも可能。
対応機種はこんな感じですが、他にも使える機器があるので、WEBで最新情報をチェックした方が良いです。
で、取付けた結果はかなり良い。設置後は一度も圏外の表示は見ていませんし、その手の苦情もなくなりました。
テレビドアホンは電話よりもビットレートが高そうな気がするので、今のうちに用意しておいて良かったと思います。
それにしても、ホームネットワーク系はパナソニックが強いですね。最近 LIXIL から発表された、スマホに通知が行くタイプの宅配ボックスも、確か宅内側のゲートウェイはこの中継アンテナで中継できた気がしますし。
なんというか、どうせなんだから、色々を繋げる先はインターホンにしちゃえばいいのに。とは思うところです。