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スマートスピーカー「Amazon Echo」が日本でも発売。国内でも本命となるか

 2023年12月29日

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Amazon は8日、スマートスピーカー「Amazon Echo」シリーズを国内でも来週から発送開始すると発表しました。

ラインナップと価格は以下のとおり。

  • Echo (2nd Generation):11,980円
  • Echo Plus (※スマートホームハブ内蔵):17,980円
  • Echo Dot (2nd Gen):5,980円

当面は招待制での販売のみ。招待メールは、既に Amazon の商品ページからリクエストできる状態になっています。

また、11月17日までの限定で、プライム会員は Echo Dot が2,000円OFF、Echo は4,000円OFFのキャンペーンも実施されます。詳細については、以下の公式情報をご確認ください。

Amazon Echo は、世界でもっとも高いシェアを持つスマートスピーカー。AIアシスタント「Amazon Alexa」に対応する様々なスキルを Alexa スキルストアから利用可能となっており、さっそく、日本向けのスキルも多数発表されています。

音声での質問に答えてくれたり、音声コントロールで音楽を聞いたり、また、スマートホームハブ機能を使えば、少なくとも海外ではWi-Fi 対応コンセントと連動して電源を音声でON/OFFしたり、また、Wi-Fi 対応の赤外線リモコンと連携して既存のエアコンやテレビなどの家電を音声でコントロールするなど、ホームオートメーションの中核とすることもできる機器になっています。

海外の Alexa 対応機器は幅広く豊富、かつ安価なものも少なくありません。国内でもそういった機器がそのまま使えると嬉しいのですが、国ごとにロックが掛けられるのかどうかは現状では不明です。いずれにしても、国内電波監理法制の制約はありますので、国内向け認証済み製品が出揃うのが待ち遠しいところではあります。

生産性を重んじる国では、音声を使った「ながら」による効率化を受け入れる素地がありますが、音声通話すら嫌うテキスト好きの我が国でもスマートスピーカーが定着するかは、個人的には未知数かもしれない。とは思うところです。

しかし、新しいもの好きの方や生産性を重視する方にはかなり使いでのある機器ですし、金をかければ自宅のオートメーションにもかなり貢献できるので、一定は定着するのではないかとも思います。

なお、現時点では、海外版 Echo は日本語には対応していない状況です。今後の対応について分かっていることはありません。

今回、合わせて「Amazon Music Unlimited」の日本語版が発表されました。プライム会員なら月額780円。Echo 所有者なら月額380円で約4000万曲が聴き放題とのことで、こちらも見逃せないサービスになりそうです。

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