ガスコンロのグリルでトーストの両面に上手に焼き目を付ける方法
ガスでトーストを焼くと速くて美味しい、と噂に聞いてはいたものの、何度試しても片面だけ焦げて裏は真っ白。全然うまく焼けない。
というわけで、今回は「ガスコンロのグリルでトーストをうまく焼く方法」について、試行錯誤の末にたどり着いたレシピとノウハウを紹介しておきます。
我が家の設備の関係で、両面焼きグリル向けのレシピとなります。
コツは「グリルプレート+予熱3分」
結論から書くと、グリルでトーストの両面にキレイな焦げ目を付けて焼くコツは、「グリルプレート+予熱3分」です。
「グリルプレート」ってのはこういう平らな金属板。これをグリルの魚焼き網の上に乗せて焼くのです。
こちらは、我が家のコンロに付属の厚いアルミ製プレートですが、これをパンを焼く前にを上火・下火とも強火で2分30秒~3分30秒くらい予熱しておくのがコツ。
グリルプレートの予熱が終わったら、上火を弱火、下火を強火に切り替えて食パンを焼きます。
我が家の場合、食パンの焼き時間は1分40~50秒くらい。(山形5枚切り1枚の場合)
実際の焼き上がりはこんな感じ(この時は2分焼いたのでちょっと焼きすぎ)。こちらが表面で、
こちらが裏面。これまで裏が真っ白だったことを考えれば、これでもかなりの進化なんですってば。
もうちょい焼き時間を短くしても良かったかな……
我が家のグリルは奥ほど火力が強いので、1枚焼きなら手前に寄せた方がより上手に焼ける、といったノウハウもあります。
とはいえ、2枚同時に焼きたい
アルミ箔を敷くと両面に焦げ目が付かない…
色々と試した中で、どうにもうまく行かなかったパターンが「アルミ箔」。
厳密な平らではないからか、食パンがキレイに接地しないようで、少なくとも両面均等には焦げ目が付きませんでした。
グリルでトーストがうまく焼けない場合の調整のコツ
グリルでトーストを焼くときの成功イメージは、表には直火で焼き目を付けて、裏はグリルプレートの予熱で加勢して焼き目を足す感覚が大事。
なんというかこれが本題で、なかなかこの辺まで踏み込んでいる情報がなかったから、敢えてこの記事を書いたんですよね。
つまり、食パンの両面の焼き加減のバランスが悪いときは、次の2パターンで対策すれば良いわけです。
- 裏が焼けない場合:予熱を多め&焼き時間を短めに
- 表が焼けない場合:予熱を少なめ&焼き時間を長めに
このあたりは、我が家のグリルの最小火力がけっこう強いことも関係しているかもしれないので、お宅によってはアルミ箔を敷けばそれだけでうまくいくパターンもある気はしていますが、いろんな情報が錯綜している中で、ご自宅のグリル向けのゴールデンレシピにたどり付く上で重要なコツはここだと思うので、よろしければ参考にしてもらえればと思います。
2枚同時焼きもいける
なお、我が家のプレートの商品名はノーリツの「LP0145」。ですが、もっと安価なものでも良いと思います。
「LP0145」は、食パンを横向きにすれば2枚並べて同時に焼くこともできるサイズ。山形食パンでもOKです。
その他、100均のステンレスバットで代用したりと、色々と工夫している人もおみえの様子。なお、このノーリツのアルミのプレートは、食洗機で洗うと白く粉を吹くので、そこが唯一の不満。手洗い派の方なら大丈夫ですが。
別件で後日書くと思いますが、実は、アルミホイルのエッジが立てたり、縁の高いグリルパンを使うと、グリルをオーブントースター代わりに使える。という技もあります。
キッチンカウンターからオーブントースターを無くしました
どうしてこんなことを頑張っているかと言うと、わが家の狭くて貴重なキッチンカウンターに陣取るトースターを早く捨てたくってですね。
トースト以外のレシピはガスコンロのグリルでも代用が効くのですが、トーストだけはちょっと難易度が高かったので、記事にまとめてみました。
その後、オーブンレンジをヘルシオに変えたこともあって、現在、オーブントースターは廃棄済み。
ガスコンロとヘルシオのお陰で、トーストにもほとんど困っていない状況になりました。