コストコのマグロ解体ショーでマグロの兜をGET。めちゃくちゃ美味しかった話し
先週末、全国のコストコ倉庫店でマグロの解体ショーが実施されるというメルマガ告知を見て、ちょっと最寄りのコストコまで高速を飛ばしてきたんですが、ラッキーなことに、たまたま各倉庫店に2点しかない「マグロの兜」(半身のアラ)を壮絶なじゃんけん大会の末に勝ち取れました!
しかしこのマグロの兜、あまりのデカさゆえに料理から後片付けまで、終始、難儀するシロモノだったわけですが、お味の方は苦労の甲斐もあって最高。「おウチご飯史」に残るくらいの旨さ。
コスパもアホほど良かったし、体験としてもおもしろかったので、ちょっと記録に残しておきます。
初めに言い訳をしておくと、その日は嫁さんの体調がすぐれないこともあって急いでいたこと、あと、まさかここまでの当たり飯だとは思わなかったこともあり、店内写真が1枚もないという酷い有様ではあるんですが、それでも書きたいくらい良かったんですってば。
あ、あと、けっこうグロい写真が出てきますので、そういうのが苦手な方は、今のうちに引き返してくださいね。モザイククリックでグロ、とかの親切設計じゃありません。生で勝負。
今回、購入したのは「三重県産 加熱用生本まぐろあら」。
かの「寿司ファミリー盛 48貫」の入れ物に斜めに入れてなお溢れる凶悪サイズ。こいつは冷蔵庫が泣き喚きます。こんなものはすぐに解体してやることにしましょう。
と、その前にスペックを確認。兜が半身でなんと2.7kgオーバーの重量。頭全体で5.4kgはある計算です。家で焼くにはにはデカいぞコレ。
ということで中身がこちら。美味しいことで有名な頬肉と目玉はキレイに取られていますが、
案の定、頭肉はぎっしり。ここ、ホントにうまいんですよねー。加熱用とは書かれているものの、さっき解体したばかりですから、この部分は一足お先に刺し身でいただくことに。控えめに言って100gちょいは取れたんじゃないでしょうか。
残りの部分は兜焼きに。このままでは我が家の電気オーブンには到底入り切らないのでバラします。(どうしていいのか分からず適当な道具を使っている)
どうにかこうにか、30L台の電気オーブンでも焼けるサイズに解体完了。
塩を多めに振って下味を付けたら、1時間冷蔵庫で寝かせます。寝かせた後は、にんにく入りの酒で洗い流します。
というわけで格闘作業は終わり。
あとは待ち時間の間に生ものだけ先に食べておくことに。この日はホントに幸運で、じゃんけん大会で大トロもGETできました。
この大トロは先の頭肉と合わせて食べることにします。
僕は卑しい性格なので、量が減るのが嫌で頭肉は磨かないまま。当然、形は悪めになるからってことで、頭肉は軍艦にでもしようかと話していたのですが、いつもどおり、事前コンセンサスぶっちぎりな嫁氏がいきなり丼を用意。仕方なく、頭肉と大トロの合わせ丼に。つか、そんなの初めて食べるわw
でも、うまーい。幸せー。つか、養殖マグロってこんなに美味しい種類もあるのね。って感じ。
我が家では海苔は安藤鰹節店さんの金印の焼き海苔を定番にしていて、いつもだと海苔が一番のごちそうだね。となるところが、この刺し身は負けていません。脂が乗ってるせいもありそうですが。
ということで、夜ご飯は兜焼きです。半身で火が通りやすそうだったので、予熱なしの200度で35分ほど焼きました。
細かい部位も全部いっしょに焼いて、そちらはちょっとずつ取り出して食べました。20分くらいで焼けてたかな。
なんとも芳醇。部屋中どころか、家じゅう、魚の匂いが充満しています。
部位ごとにいろんな味がするー。味の玉手箱やー。やっぱり、刺し身でも食べれる魚介を焼くのはうまいですな。つか、時間が経った刺し身のトロよりこっちの方が断然にうまい。くそぅ。こっちだけ買って来れば300円弱で済んだのに…しまったかな。
ということで、この日1日でコストコの年会費の元をとった気分になりました。
赤身は赤身で美味しかったので、今度またロードショーやることがあったら絶対行くことにします。じゃんけん大会で勝てるか分からんけどな!