AmazonがChromecastとApple TV の販売を再開へ
海外サイトの AXIOS が伝えるところによると、Amazonは14日(現地時間)、現在、Amazon で取扱いを停止している Google Chromecast、Apple TV の販売を再開する予定であると認めた、とのことです。
現在、Google と Amazon の間では、競合製品で自社クラウドサービスを利用させなかったり、また、Amazon が Google 製品を取り扱わない、などの応酬と確執が続いている状況です。
これを受けて、今月に入ってからは日本版の Fire TV 製品でも、2018年1月1日以降 YouTube アプリが使用できなくなる旨が警告されるようになるなど、ユーザーにも影響が出始めており、また、海外では、自由にアクセスできるはずのWEB版YouTubeに対して、一部 Amazon 製品からのアクセスを Google が遮断するという強行措置に出るなどエスカレート。WEBの健全性への悪影響までもが憂慮される事態となっていました。
今回、Amazon 側から、他社競合製品の取扱いというカードが切られることで、両者の間の交渉が和解に向けて動き、また、ユーザーへの悪影響が改善されることが望まれます。
ただし、現在のところ、Google が問題として挙げている Amazon プライムビデオの Google Chromecast 非対応など、懸案は少なくなく、今回のカードがどこまで Google にとって納得いくものなのかは不明。
今後の状況についてはまだまだ予断を許さない状況と言えそうです。
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