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コードレススティック掃除機の選定が悩ましい。日立かなぁ。でもダイソンも捨てがたい

 

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ここ最近、コードレスのスティック型掃除機を選定しているのだけども、なんというか、ものすごく悩ましい。

というのも、ドケチでお得好きの僕としては、結局、これってバッテリーとモーター買ってるんでしょ?みたいな感覚があって。

そういう方針で色々調べていたら、もう、日立工機やマキタのスティッククリーナーでもいいんじゃないか。って気になってきちゃったわけです。

電動工具メーカーのスティッククリーナーは、ほぼ単機能でモーターヘッドも付いてないシンプルな構造。

同メーカーの同電圧の工具用バッテリーが流用できるからバッテリーの入手性もいいし、草刈り機とかとも共用できる。あと、意外と互換バッテリーが揃ってるから、ケチろうと思えばランニングコストも抑えやすい。

さらに、バッテリーと充電器が付属しない本体のみのモデルもあるから、将来の買い替えコストも安くなるかもしんない。

純正アタッチメントも多少はあるから、用途の広がりもないわけじゃない。

とかとか考えているうちに、僕の視界には、工具系スティッククリーナーの中では日立工機の18Vタイプ「R18DSAL」が輝いて見えるようになってきた。

というのも、この機種、同梱品バラしのパーツを買い集めれば、2万円台前半で本体・充電器・18V 6000mAhのバッテリーまで揃えられちゃうんですってば。

40Wの吸引仕事率と40分以上の連続運転時間の両立ってのもなかなか無いレベルの高さで、家庭向け高級機のバッテリーが軒並み21.6V 換算で3,000mAh以下の中にあって、この機種は6,000mAhという潤沢な電力をコードレスで使えるってのはアドバンテージなんですよね。

モーターヘッドの消費電力が不要なことも考えれば、単純な "吸い込む力" だけを見れば、家庭向け高級機の標準モードに比べたら、日立工機のクリーナーの方が最低でも2倍、比較対象によっては3倍はある計算になっちゃうし。

ただ、家庭向け高級機の「強」モードは 2,500mAh とかを6~8分で使い切るハイパワーなので、それと比べれば恐らくは半分、あるいはそれ以下の強さ、っていう計算にはなるのだけども。

とにかく、標準モードをベースに考えるなら、強さとバッテリーの持続時間のバランスに優れてるのは、日立工機の18Vって計算にはなってきちゃう。

ちなみに、日立工機の互換バッテリーは、正規品に比べて4,000~5,000円は安く買える。バッテリーとモーターを買うんだ、って割り切るなら、これほどの選択肢はそうは無いように見えて仕方がない。無骨な見た目を無視できるならだけども。

でも、よくよく考えるとうちにはルンバがある。我が家は全面フローリングなので、手で掃除機をかけるのは洗面台やカーペット部分、あとは布団、ソファー、クッションくらいがメイン。あとは、クイックルワイパーが拾ってくれない大物の吸い込みくらい。(ルンバはカーペットを痛めやすいので、大切な敷物は吸わせたくないんですよね…)

という利用用途をメインで考えると、布ものの掃除にはやっぱりモーターヘッドが有利になってきちゃう。あとは、やっぱり家電メーカーの高級機の方が運転時間はかなり短くなるものの、最高出力は圧倒的に上なので、とかとか色々が悩ましくなってきてしまうわけです。

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家庭向け高級機で気になっている機種は、今のところ、日立の「PV-BEH900」。

実機を試しに使ってみたんだけども、後発機だけあって良く考えて設計されてるんだよね。この機種。

アタッチメントを収納可能な充電スタンドが最初から付属していて、壁に穴を開ける必要もない。布団用ブラシも最初から付属しているし、ダイソンのV8ほどでは無いものの、吸う力も "強"モードなら強め。

日立と言えば「押しても引いてもちゃんと吸えるモーターヘッド」なんですが、ヘッドの動かし方、という幾何的な観念を持ち合わせていないウチの嫁が使いやすいのはやっぱり日立だし、とか考えると、やっぱり日立いいよね。とは思っちゃうわけです。

でもこの機種、いかんせん、交換用バッテリーが高い。たかだか 21.6V 2,500mAhのバッテリー(PVB-2125B、または PV-BEH900-009)が12,000円(税別)もする。しかも、ダイソンと違ってまだ互換バッテリー市場が整ってないってのもネックで。

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ちなみに、ダイソン製品も V8  Fluffy とかを中心に選択肢には入れているわけですが、アレはウチの嫁曰く「カッコ悪い」そうで。僕もちょっとあのデザインはどうかと常々思ってる。もっとも、見えるところには出さない予定だし、実用品なんだから、まぁ、気にする事でもないんだけども。

ダイソンは、年内はキャッシュバックキャンペーンをやってるので、V8 Fluffy なら先に挙げた日立の機種より実質的に安く買えちゃうってのも悩ましいところ。バッテリーも日立より大きいし、スティック型なら最強感がある。結構な数の実機を触ってきたけど、単純な吸い込む力はこの機種が一番だったしね。マーケティングがうまいだけじゃなくて意外と基本機能がしっかりしてるってのは好感が持てるところだったりする。

ただ、Fluffy の標準ヘッドはカーペットが苦手そうなのがネックで。カーペット向きの「ダイレクトドライブクリナーヘッド」は V8 Animalpro とか V8 Absolute シリーズにしか付いていないので、Fluffy を買うならヘッドを追加購入しなきゃいけない。あと、充電スタンドのために壁に穴を開けるのがちょっとね。この2つがネック。どこに置きたいかは使ってみないと分かんないから、壁に穴をいきなり開けるのは抵抗があるわけ。

てな感じで、日立さんが家庭用機種の交換用バッテリーとして日立工機のタイプを流用できるようにしてくれればいいんだけどなー。なんて思うも、家庭用は21.6Vで工機のは最高18V。電圧が合わないから、そういう未来はなさそう。

ホント、お値段下げて、バッテリー容量をもう少しだけデカくしてくれれば、日立製買うんですけど。という感じで大変にもったいない仕様になってるんですよね。可能なら国産メーカー買ってあげたいし、ヘッドの種類を変えなくても床ならどこでも掃除できる方がコードレスクリーナーの哲学にも合ってるわけだしね。

そういえば、日立の家庭用高級機は、発売当初の1ヶ月だけ店頭で予備バッテリーを1個おまけでプレゼントしてくれていた経緯がある。今の値段で予備バッテリーがついてくるなら脊髄反射で買ってもいいんだけども。とかとか色々とモニョモニョしているところです。

最近だと、東芝のコードレスキャニスター「VC-NX1」もいいかもと思ったんですが、スティック型じゃないのに、バッテリー容量が36V 1.7Ah ってのが気になる。ダイソンよりちょい多いくらいかよ、っていう。どうせだったら、100Whオーバーくらいまでドーンとバッテリー積んでくれればいいのにって思っちゃう。ちなみにあの機種のバッテリーはかなりに高くて、2万円以上するそうなので、ランニングコストが気になる人はそこも注意点になります。

シャープのコードレスキャニスターはその半分しかバッテリー容量が無いから論外。キャニスター型である意味ないよね?って思っちゃう。

 

ということで、コードレス掃除機は、バッテリーとモーター、モーターヘッドのバランスの良さ、あとはメンテナンス性で勝負って感じで、まだしばらく悩む予定です。

といいつつ、深層心理では日立の家庭向け製品の値下がりを待っているのかもしれません…。

工具メーカーのシンプルなスティック掃除機でカーペットをキレイにする良い方法さえアレば、別に、工具メーカーのでいいかな。という気もしてるんですけども。

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