【Wear OS】Googleアシスタント機能が大幅機能アップ。アクションや音声応答に対応予定
Googleは3日(現地時間)、ウェアラブル向けOS「Wear OS by Google」の Google アシスタント機能を大幅強化する予定であることを明らかにしました。
新しく追加される機能は以下のとおり。
1.アクションへの対応
Google Home などのスマートスピーカーでも利用できる「アクション」は、Amazon Alexa でいうところのスキルに相当する機能ですが、これがようやく Wear OS でも利用できるようになります。
現状、スマートスピーカーが設置されていない廊下、洗面台、お手洗いなどから家電を音声コントロールできないことにイライラしている方は少なくないと思いますが、腕時計型のデバイスに話しかけるだけで家電などのコントロールができるようになれば、スマート家電ユーザーにはかなり大きな進化となるでしょう。
2.回答を音声で聞けるように
Wear OS の Google アシスタントは、現在のところ、質問への回答を画面に表示するのみで、音声出力による回答には対応していません。
これがアップデート後は、時計に内蔵のスピーカーや Bluetooth ヘッドセットなどへの音声による回答に対応するようになります。
Wear OS になってからというもの、Google アシスタントの動作が若干重くなり、回答が出るまでの時間が長くなったり、また、受付されたのかどうかが分かりにくいケースが増え、ユーザー体験が微妙になっていましたが、音声による回答に対応すれば、Google アシスタントにお願いをした後は画面から目を離すことができるようになるため、かなり便利になりそうです。
3.スマートサジェストへの対応
スマートサジェストは、1つの質問を投げた後、関連する別の質問を提案してくれる機能です。
これは例えば、時計に今日の天気を聞くと、続けて、今夜・明日・週末などの天気を聞くボタンが表示されたり、また、気温が華氏で表示されている環境では、摂氏で表示するボタンが提案されたりします。
これまで音声での質問をメインに Wear OS を使ってきたユーザーからすると、より、複雑な情報を手軽に入手できるようになりますから、歓迎できるアップデートなのではないでしょうか。
これらの機能は、数日中には配信されるとのことですが、5月7日16時時点ではまだ手元の環境にはアップデートが配信されていません。
最近、使いづらくなった部分の補完となるアップデートのような気がしますので、早く降ってきて欲しいものです。
ソース:
こんな記事も読んでみませんか?
- 【Wear OS】アプリ毎に通知バイブのパターンを変えるアプリ「Vibration Center for Wear」【バイブが弱い対策】
- 「Miスマートバンド」と「Wear OS」スマートウォッチの実使用感の違いを書いておく
- Android Wear「LG G Watch」が届いたのでレビュー、セットアップ、開封の儀
- 僕がインストールしたAndroidおすすめアプリまとめ
- IngressがついにAndroid Wear対応「Ingress on Android Wear」が近日リリース予定
- 【Wear OS】アプリ毎に通知バイブのパターンを変えられるアプリ「Feel The Wear」。充電忘れの防止にも便利