自転車のチェーンが「ガタっと」滑るようになってきたので修理してきた話
今乗っている折りたたみ自転車なんですが、どうもここ1年ほど、7速でペダルに力を入れると、結構な頻度でチェーンが「ガタっ」と滑ることが多くて困っていました。
この機種は7段変速なので、7速は一番スピードを出したい時に使うギア。
当然、力を入れて漕ぐことが多いのだけど、力を入れるとチェーンが滑るから怖くて踏み込めない状態が続いていたわけです。
ということで、ブレーキの効きが悪かった件と、6→7速にスムーズに上がらない件とを併せて、まとめて自転車屋に相談してみることに。
最初はブレーキと変速機のワイヤー調整をお願いしたのですが、チェーンが滑る症状は改善せず。
二日ほど様子を見てもこりゃダメだ、って感じだったので、再度、自転車屋に相談。
その際、僕は素人考えで、「チェーンがたるんでいるからチェーンが滑るのではないか」と聞いたのですが、外装変速機の場合、ディレーラー周辺でチェーンにテンションを掛けているそうで、それは無いという判断に。「こういう時はスプロケットを交換するのが一般的だよ」と教えてもらいました。
ちなみに「スプロケット」というのは、 外装変速機の一部を構成する多数のギアで出来たブロックパーツ。
自転車屋でチェックしてもらったところ、特に損耗している風には見えない、とのことだったのですが、かなり経験豊富そうな信頼できる方だったので、ダメ元で構いません、とお願いして作業を続けてもらいました。
修理結果はとても良好。ペダルを踏む力が地面までダイレクトに伝わるような安定感が得られるように。
ギアの変速もしっかり繋がるようになり、加速もしやすくなりました。
修理代金は、パーツ代が約2000円、工賃が約3000円、計5000円弱程度。6万円程度の安価な機種だったこともあってか、かなりお値打ちに済みました。
大昔、別の自転車の内装変速機のオーバーホールをしたことがあるのですが、その時は13,000円程かかった記憶があるので、思ったよりも安価に修理できてよかったです。
しっかしこの自転車、買った時から今まで、ここまで調子が良かったことはない気がするので、元々スプロケットとチェーンとの相性が悪かったのかもしれません。
買い替えも検討するほど調子が悪かったこの自転車ですが、収納やら車への積み込みノウハウやら周辺機器やらを、もう一度ゼロから揃え直すのは面倒なので、できるだけ延命したかったんですよねぇ。
これで輪行にガンガン連れ出す気にまたなりました。