中部電力、固定価格買取制度終了後の新サービス「これからデンキ」を開始へ

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中部電力は23日、新サービス「これからデンキ」を8月1日より開始すると発表しました。

「これからデンキ」は、カテエネコネクトの第2弾として発表されたもの。

2019年11月以降、再生可能エネルギーの固定価格買取制度が順次満了しますが、それを受けて多様化してゆく電力の取引を見据えた、様々なサービスが用意されています。

中部電力では、固定価格買取制度終了後も売電を継続する方針であることを明らかにしていますが、今回発表された「これからデンキ」では、このほかにも、以下のような新サービスも導入予定とのことです。

  • つくった電気を貯める
  • 貯めた電気を好きな時間に自分で使う
  • 貯めた電気を遠方に住む家族など他の人にシェア
  • 貯めた電気を自治体へシェア
  • 貯めた電気を応援したい企業へシェア

固定価格買取制度の終了後の中部電力への売電単価しだいでは、太陽光発電など再生可能エネルギーの余剰電力は家庭用蓄電池に貯めて自家消費、という形がスマートかと思われましたが、余剰電力を中部電力に貯めて好きな時間に使えるサービスが登場すれば、自前で用意する蓄電池の容量削減など、設備投資の削減が可能となるかもしれません。

現時点では、まだ新サービスの詳細は未発表のため、オトク度については未知数ですが、猛暑が続くこの季節、卸電力取引所のスポット価格の急騰などの要因も出てきている状況ですので、電力会社も再生可能エネルギーを安価に買い取れるなら買い取りたい、という動機はありそうです。

ソース:

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