スマホやWear OSからAlexaを使えるアプリ「Listens for Alexa」。Googleアシスタントとの使い分けにも【腕時計からAlexa】
Amazon Alexa でスマートホーム家電をガシガシ使っていると、車や外出先から手軽に Alexa を呼び出したくなるわけですが、そんなときに便利なアプリ「Listens for Alexa」を紹介しておきます。
「Listens for Alexa」は、Android や Wear OS から Alexa を使えるようになるアプリ。
現在は、Android の標準音声アシスタンスとして公式 Alexa アプリを設定したり、公式 Alexa アプリからも Alexa を使うことができますが、このアプリがあれば、次の2つの点でより便利になります。
- Wear OS(Android Wear)からも Alexa を呼び出せるように。
- Android から Google アシスタントと Alexa を手軽に使い分けられるように。
ダウンロードはこちらから。
なお、Wear OS からも利用したい場合は、Wear OS と Android の両方にインストールする必要があります。
初回のみログインが必要
アプリをインストールして起動→「SETTINGS」ボタンを押すと、初回のみ Alexa Voice Service へのアクセス許可を要求されます。
この画面が表示されたら「許可」を押します。
また、必要に応じて Amazon アカウントへのログインも要求されるので、Alexa で使っているアカウントへログインしておきましょう。
あとは、アプリのマイクボタンを押して話しかけるだけで Alexa と会話ができます。
Alexa からの回答は、スマホのスピーカーや接続中のヘッドホン・ヘッドセットから再生されます。
いちいちアプリを起動するのが面倒な場合は、通知領域からいきなり Listens for Alexa を聞き取りモードにすることもできます。
この機能は初期状態でONになっていますが、ロック画面から通知をダブルタップすれば1発で Alexa を起動でき、大変便利です。(位置情報や Bluetooth 接続で Android を自動ロック解除する設定などが必要な場合もあります)
通知領域から外したい場合は、設定→「Show Notification」のチェックを外せばOKです。
腕時計型ウェアラブルからもAlexaが使える
「Listens for Alexa」を Wear OS にもインストールすれば、Alexa を腕時計型ウェアラブルからも呼び出すことができるようになります。
こちらも使い方は簡単で、Wear OS 側から Alexa Listens Wear を起動して、
表示されたマイクをタップして、
話しかけるだけです。
Alexa からの回答は文字ではなく時計のスピーカーから再生されますので、スピーカー搭載 Wear OS 機を使う必要があります。
なお、「Listens for Alexa」は Wear OS 2.0 以降を搭載したウェアラブルでのみ利用できます。
ウェイクワードは不要
スマホ版、Wear OS 版とも、画面をタップして話す場合は「Alexa ~」等からはじまるウェイクワードは不要。
いきなり「書斎を電球色にして」とか話しかければOKです。
このほか、設定で会話の後にアプリを閉じる機能や、Always-On Listner 機能もありますので、興味のある方はいろいろと試してみてください。
なお、「Listens for Alexa」は、Alexaコール・メッセージ機能などには対応していません。あくまでも、簡単な受け答えや、スマートホーム機能などの利用に便利に活用してください。